一昨日は病院で検査。
手術は一旦仮予約した7月26日だと生理にバッチリ重なるので、出来たら次回の日程に延ばしたいとお願いしたところ、
「生理中でも構わないんだけど~、重くて辛いんですよね?
いいですよ。ただねー、空きがなくてー、9日が埋まってしまってその次は21日だなぁ。でも、9日のヤツは動くかもしれないので、来週お返事出来ますから、今日は術前検査をしてしまいましょう。」ということで。
9日仮予約の方は、検査の結果によってということで、この方が手術を受けずに済みますよう、良性だといいね…と心の中でつぶやく。
腹腔鏡手術から開腹に切り替わる可能性はどれくらいですか?という問いに、「万に一つくらい」というお答えだった。
腫瘍マーカー値がなんと正常に下がっていたので、そのこともあるのか、その辺うまく聞けなかったのだけど、前の病院と違って悪性の可能性は相当低く見ているし、1週間の入院で済む!良かった!!!と思ったものの、「やはり左卵巣卵管摘出なんですよね?」との確認には、「そうです。もう片方も腫れていたら、取ります。」って言われちゃった。
その上、この日はこんなことを言われた。
「乱暴に思われるかもしれませんが、生理があまり重いなら、この機会に子宮を摘出するという方法もありますよ。」だと。
「できるだけ残したいんですけど。」と話したら、
「分かりました、では閉経まで低用量ピルで対処する方法もありますので。」とのお答えでしたが、かなりショックでした。
結局、どこの産婦人科でも、もう産まない年齢の場合子宮も卵巣も無くてもいいでしょ?って考え方が常識なんだなと思うと、なんとも言えない無力感に襲われてしまった。
あとで冷静に考えれば、内膜症で毎月動けないくらいの痛みに苦しんでいる方にとっては、それなら摘出お願いしますというくらい、きっとそれくらい辛いものなんだろうとは思いましたが。
とにかく、次回には片方の卵巣は死守したい!と、いったい何センチまで腫れてたら取るのか?4センチから2センチまで自然に小さくなった友人もいることだし、出来るだけ残してくれとはっきり言っておかねばです。
術前検査は、検尿、採血、胸のレントゲン、心電図、肺活量ほか肺の機能検査。
肺活量、3300ml、これだけは立派かも。同世代女性平均より800くらい多いです。
やっぱハモリだけとは言え、歌うたうからかな。
あと、勢いよく吹いてその勢いを測定するとか、15秒間に深い呼吸を指定のペースで繰り返して測定するとかありましたが、鼻から空気が漏れないように、鼻を洗濯バサミで挟むのだ。
挟む所にウレタンが付いていて、痛くないようになってるけど、間抜けなカッコだな~と、とほほ感がありましたです。
そして昨日木曜は、前々日に仕事のキャンセルが来て空いたので、このところのストレスを発散するべくどこか遠くへ行きたい…と考えて、急に思い立ち一人で箱根に行ってきました。
行きはロマンスカー。
登山鉄道のアジサイが見たかったのだけど、ちょうどロープウェーもリニューアルしたところだったので、結局芦ノ湖まで行ってしまった。
<ロープウェーから大涌谷>
<ちらっと姿を見せた富士山>
<芦ノ湖>
手を伸ばせば触れるような近さで咲き誇る色とりどりのアジサイの間を登って行くのも楽しかったけど、雷雨で運休していたロープウェーがちょっと待ったら動き出して、雲の切れ目から富士山がちらっと見えたのに感動!!!
このロープウェーには何度か乗ってるけど、富士山が見えたの初めてなのだ。
それに圧倒的な緑!!! 雨上がりで、本当に鮮やかだった。
芦ノ湖周辺は今まで来るたび霧で真っ白で、何も見えないってパターンだったけど、今回はラッキーだった~。
帰りは高速バスで、新宿へ。
乙女峠での富士山と山々の中腹にかかる雲の幻想的な景色も、素敵でした。
新宿発11時40分のロマンスカーに乗ってバスで新宿に戻るまで、7時間。
ただ景色を楽しんで移動しただけだけど、たったこれだけの日帰り旅行で胸のうちに沈んだ澱がかなり浄化されたような気がして、思い切って出かけて良かったです。
そして新宿に着いて、ビックカメラでi-podを購入。
車移動の多い私は、今までカーステのCDプレイヤーでOKだから必要なしと思っていたのだけど、入院生活の友にと思い買っちゃいました~。