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ポニーボーイ野中&紺野光春ライブ

2006-10-28 23:49:44 | music
昨日は青山のBAR WALKIN'、ポニーさんのライブに行って来ました。

川口のCAVALLINOで知り合ってセッションして以来、ポニーさんとはお互いにライブをよく観に行きます。
紺野さんとも、昨年CAVALLINOでセッションをしたことがあり、この組み合わせもぜひ一度観たいと思っていました。
青山1丁目と聞いてビルの地下を想像していたら、表通りから1本入った住宅街のビルの1階にあるバーで、表にもテーブルと椅子が置いてあったりするオシャレでいい雰囲気のバー。
そういえば数年前この近くのギャラリーに、昔のバンド繋がりの友達の個展を観に来たことがあるなぁと思い出したのだけど、この店のマスターも絵を描く方で店の壁に掛かっているのはすべてマスターの作品だそうで、近辺で働くアート関係の方たちの憩いのスペースという感じです。
30年続いているというお店の常連の方が最近お亡くなりなったとのことで、献杯の時間があり、今日は追悼の意味もこめてゆったり音楽を楽しみながら飲みましょうという挨拶がある。
カウンターに、その方の愛したと思われるピースの缶とお酒の入ったショットグラスがさりげなく置いてある。
この店の雰囲気、きっと常連さんも沢山いるのでしょうが、初めて一人で行った私にもとても暖かい空気が感じられて、素敵でした。

ポニーさんの歌とギターは、以前に2回観たJOJO澤渡さんとの組み合わせとはまた違った渋さで、ブルース色が強いこちらの方が私にはフィットするかもと思った。
ポニーさん&紺野さんの高校の同級生音楽仲間、ジャスミンさんの歌も聴けました。
この方たちの音楽を通じての繋がりの歴史の長さはスゴイです。
途中に長いブランクもあったが、音楽活動が縁で偶然再会したと。
なんせ、私は女子高だったし、ロックが好きで楽器もやってる、やり続けてるという同級生はゼロなのだ。
演奏活動を通じての、違うジャンル、違う世代の人との出会いの面白さはもちろんあるのだけど、同世代のルーツを分かり合っている関係が持つ温かみというのは、持ちたくても持てないもので、羨ましいなぁとしみじみ思いました。

THE BLUES MEETS THE JAZZ
ポニーボーイ野中(Vo,G) 紺野光春(G) 横手宏之(Wood Bass)

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青山陽一&The BM's @ SHIBUYA BOXX

2006-10-26 23:45:14 | music
行って来ました、久々に青山さん&&The BM'sのワンマンライブ。
昨年のBOXXのライブには、別のイベントが重なって行けなくて、DVDで観たのですが、やはり生は良いです。

とにかく最強のリズム隊なのだ!!!!!
ドラムの中原由貴さん、ベースの千ケ崎学さんの組み合わせは、昨年下北沢QUEでのシリーズ、「怪しい隣人」で1回観てカッコイイと思ってたんだけど、今回はアルバム「DEADLINES」のレコーディングを経て、さらにすごい進化していた。
これだけbassに感動して聴き入ってしまう、見入ってしまうライブは初です。
私の場合、他人のライブでまず何を一番聴いて注目してしまうかというとドラムなんですね、bass playerの性なのか。
でも、この日この会場では、千ケ崎学の音にかなりクギヅケでした。
音質、フレージング、グルーブ感、すべてが素晴らしかった。
もう脱帽って感じ。
最初のうち、青山さんの正面のあたりに立って観ていたのだけど、これじゃ由貴さんと千ケ崎くんが見えないと思って、途中で右の方に移動して観てしまったくらい。

青山氏は、打ち込み色の多いものとバンド的なサウンドと、一作ごとに違う志向を出しながら幅広いオリジナルを聴かせてくれるアーティストなのですが、今回こんな最強のメンバーを得て新作のアルバムを作り、ライブにも4人というシンプルな編成で挑戦する姿勢、すごいことです!
原点を忘れず、そこから進化して行くあり方を見て、とても嬉しい気持ちになりました。

スタンディングのライブはそろそろ辛いとか、言ってはいられない…、来年も観に行くっ!
足腰が弱らないように精進しなきゃっ!

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TGBO with ホトケ、純平&friends

2006-10-21 00:04:31 | music
今週は19日に新中野「弁天」でTGBO with 永井(ホトケ)隆のライブ、20日に大宮のアコースティックハウスJAMで純平&friendsのライブを観てきました。
TGBOは布谷バンドでよくご一緒するキーボード、石井啓介氏のバンドで、MG'sやミーターズのナンバーを中心に演奏するキーボード中心のインストバンド。
腕利きのミュージシャンがグルーヴィーな演奏を聴かせてくれる、大人のロック。
このバンドを観るのは3回目ですが、今回は元ウエストロードB.B.のホトケ氏がゲストということで、これは行かねばと車で行った仕事先から高速使って戻り、電車で新中野に。
車、置いていかないと、飲めないしね~(笑)。
TGBOとは、Transistor glamour blues objectionの略でして、覚えられないから略すな、今日から改名だとホトケ氏に突っ込まれていました…たしかに…。
2部構成で、1部TGBOの演奏の後、2部でホトケ氏の登場。
彼のライブを生で観るのは、31年ぶりになるのでしょうか。
音は、数年前に森園氏とやっていたTrick bagのCDを昨年聴く機会があったのですが、生のライブは10代の頃以来。
73年と75年、ウラワ・ロックンロール・センターの田島ヶ原野外コンサートで、ウエスト・ロードB.B.を2回観たことは強烈に印象に残ってます。

久々に観るホトケ、今もスリムなラインのジーンズが似合って、黒々とした長髪もそのまま、歌声も変わらず張りがあってカッコ良かった。
彼は、私のイメージでは立ちボーカルだったのですが、この日、赤いテレキャスを持って登場。
人前で弾くようになって5年だと言っていたけど、もうずっとギター弾いてやってきたような堂に入った演奏で、さすがでした。
インストバンドのTGBOの、普段は聴けない各メンバー1コーラスごとに持ち回りのThe weightもいい感じだった。
今までやりたかったけど封印していた曲だということで、try a little tendernessをラストにやったのだけど、お約束の一旦引っ込んでまた登場してくるところもバッチリ決まって、すごく盛り上がりました。

金曜、久しぶりの純平&friendsは、おなじみ藤田義治氏のギター、中山なお子さんのSAX、ドラムとボーカルは純平氏と女性ボーカルで幸乃ちゃん。ピアノとベースに新メンバーの若手が参加。
ゲストにここの常連らしいミュージシャンのボーカルも2曲入り、ジャズの店ならではのアットホームな雰囲気。
新しいレパートリーにどんどん挑戦していて、楽しませてくれた。
先週BJWに観に来てくれた友達との話も弾み、ちょっと飲みすぎちゃった~い。

明日日曜は、essenceのリハ。
来週も知人のライブが3本もあり、どれも捨てがたく…仕事のやりくりが大変でなんだか忙しいけど、うち2本はなんとか駆けつけたいです。
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グレン・ティルブルック来日公演

2006-10-16 22:59:31 | music
昨日は南青山マンダラに、グレンを観に行ってきた。
昨年のスターパインズにも一緒に行った、essenceのLeiとwife、Leiの妹、私とオットという5人組。
ちなみに私のホームグラウンドであるバンドessenceのメンバーは全員SQUEEZEのファンで、今回5公演のどれかに皆行っているし、Lei夫妻は5公演のうち4公演に参戦。
チケットも一緒に取ってもらったので、整理番号17番という非常に良い番号。
ステージのすぐ下じゃなくて、ステージから5メートルもないところが1段高くなっているスペースの、ほんとに真正面の特等席に座ることが出来た。
今回はグランドピアノもセッティグされ、6弦アコギ、12弦アコギ、ピアノ、それぞれを弾きながら歌いまくり、リクエスト曲コーナー、そして、スペシャルゲスト、クリス・ディフォード!!!と叫んだかとノートPCを開きクリスのDVDを流しながら歌うコーナーあり、最後には、クリスとの生電話のコーナーまであり、アンコールも2回。
SQUEEZE時代にも一度観に行ったことがあるけれど、このところアコギでの公演が続き、バンドで観たいんだけどな~っていう思いがあるにはあったわけ。
でもそういう考えを完璧に吹き飛ばしてくれるすごいパフォーマンスを、昨年に続き見せてくれました。
4公演参戦のLeiの解説によると、毎日少しずつ違った趣向をこらした、それぞれに密度の濃いステージで、最終日の昨日は特に盛りだくさんだったそうで、観に行って本当に良かった。
シールドを外してギターを弾きつつ歌いつつ客席を練り歩いた時には、手を伸ばせば触れる1メートルという距離にグレンがいたのだ…、しみじみ…。
なんで、こんなに甘い歌声でありつつ、でも芯は太くて、シャウトもカッコ良くて、ギターも上手くて曲も素晴らしくて…という人がいるのでしょう!
そして、ユーモアのセンス溢れるステージで会場全体を包み込む。
天は二物も三物も与えるのです。
とにかく、脱帽。
最高のライブでした!!!!!
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布谷文夫with鈴木茂@Blue Jay Way

2006-10-13 22:39:48 | stage photos






昨日のライブに来てくださった皆様、ありがとうございました!!!

セットリスト
1.Right place wrong time
2.Unchain my heart
3.Feeling alright
4.夏バテ
5.冷たい女

ここで、鈴木茂さん登場
6.12月の雨の日
7.深南部牛追歌
8.達者でナ

ここで布谷さんは一旦下がり、茂さんコーナー
9.さよなら通り3番地
10.100Wの恋人
11.砂の女
ここで布谷さんが戻り、茂さんのギター、コーラス、布谷さんのリードボーカルで
12.八月の匂い

アンコール
ピアノの照本氏と布谷さんの二人で
13.ナイアガラ音頭
そしてメンバーがステージに戻り、布谷さんはちょっとお休みで
14.花いちもんめ
全員で15.What'd I Say

メンバー
Vo. 布谷文夫(元・ブルースクリエイション、DEW)
G. 藤田洋介(元・夕焼け楽団)
kbd. 照本史(元・マンボッサ)
B. フジタヨシコ(元・マゼンダ、from essence)
Ds. 井ノ浦英雄(元・SANDII&SUNSETZ)

ゲスト:鈴木茂

私と洋介さん、井ノ浦さんは、5年前に出た「布谷文夫・立ち眩みLIVE」で一緒に演奏した仲なのですが、そのライブの時は実はLLKさん病欠のためのトラで、当日リハのみの過酷な条件のなか、そうそうたるメンバーに囲まれ自分的には全く余裕のない演奏だったので、今回はそのリベンジを果たしたいという気持ちもありましたが、まあまあ叶ったのではないかと思います。
茂さんは、ゲストとはいえ半分以上も参加してくれて、ご本人の曲で一緒に演奏することが出来て、感無量だった。
今回はっぴいえんどのナンバーを聴きこんで、細野氏のベースには改めて感服しました。
まさに、日本のジェームス・ジェマーソンです。
これを聴いてしまうと、キメのフレーズは外せない。
かなりマジにコピーしてしまいました。

私は、ピアノの照本氏、茂さんのお二人とは、ライブの二日前のリハが初対面だったわけだけど、一緒に音を出すといっぺんにグッと距離が縮まる感じが何とも楽しいんだよね。
ミュージシャンの醍醐味です。

とにかく私にとって、今までの音楽人生の中で、一番のライブだったように思う。

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