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第5関門突破!!!

2024-03-27 16:32:59 | がん治療

 

術後丸2年を迎え今月中旬に内視鏡検査と造影CT検査がありまして、昨日主治医と面談、今回も再発転移なしの判定を頂きました!!!

術後2~3年で再発が見つかることは多いと言われていたことだし、怪しい箇所があったら再検査でPET CTという話になるのかもと頭の片隅では考えることもあったから、まずはここを越えられてとても嬉しいです。

FBには書いたのですが、今回は検査時にトラブルが続いて少々しんどい半月間でした。

まず内視鏡の日は食いしばりの癖が出てしまったようで、鎮静剤で眠っている検査中にマウスピースを強く噛んだのか、元々不調だった右の上4番の歯根にダメージがあってその日から右は痛くて食事の時に噛めない状態、しばらくは左でそっと嚙む、硬いものは避けるという日々でした。

CT検査の時は造影剤が漏れてしまって腕が腫れあがりビビりました。

造影画像そのものは撮れているとのことで再検査の設定には至らなかったから漏れは一部だったのでしょうが、ゴルフボールをくっつけたみたいな膨らみ方だったし回復に1週間は掛かるかもしれないと言われてどうなることやらと思ったけど、痛みが無かったし違和感もほとんど無く徐々に腫れが引いて数日で収まったのでホッとした。

歯の方も10日ほどで食べるのに不自由は感じなくなりましたが、食いしばり癖はこのままだと顎関節症とか歯根の炎症で抜歯に至ることもあるようだから、残った歯を大切にするためには食いしばりを極力減らして噛み方にも気を付けるようにせねばと、改めて思った次第。

そんなこんなを切り抜けて、検査結果OKの判定を頂き実にホッとしました。

次の検査は7月、6~7月にいくつか決まっているライブイヴェントは安心して取り組めます。
まずは次の日曜31日に大和音楽フェスティバル、大和ウクレレ俱楽部のステージでウクレレベース、シリウスメインホールで出番は15:35から。

 

写真は我が家の庭、毎年勝手に花を咲かせる雑草たちも可愛い。

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術後、丸2年になります

2024-03-05 17:00:08 | ノンジャンル

 

早いもので3月2週目に入りました。

胃切除手術から丸2年、定期検査の月で内視鏡と造影CTの予定があり主治医との面談を入れると3回病院に行くし、31日にはウクレレ俱楽部の大和音楽フェスティバル出演もあり、なかなか密度の濃い1ヶ月となりそうです。

2月5日のPANTAの誕生日に頭脳警察の「東京オオカミ」が発売されましたが、そのころ気管支炎で臥せっていたため遅ればせで入手したのが先月下旬でした。

最後の最後までROCK屋であり続けたPANTAの存在感、聴くほどに沁みて来るアルバム。

そんなわけでこの機会に、PANTAとの縁の中で思うことを書いておきます。

 

私が術前の抗がん剤治療で病院に通っていた2021年の11月、PANTAから「よっちゃん、ガンバレ♪」ってメッセを頂いたのですが、その少し前に彼のSNSには体調不良で療養のためしばらく活動を休むという告知がなされたばかりだったので、大変な時にメッセージを貰ってそれは何物にも代えがたい心強い励ましでした。

昨年7月に訃報が届いた時に、肺癌ステージ4で余命1年の宣告を受けていたという彼の本当の病状が明かされ、突然の訃報を何重にも大きくする衝撃だった。

3年前の夏、私は食道胃接合部癌のステージ3か4という診断を受け、その時点では手術は難しいが化学療法で縮小が見られれば摘出できる可能性もあるというところからの治療開始だった。

部位は違うし癌という病気は100人いれば100通り、進行癌の余命についても医師によって判断が分かれ宣告の仕方もそれぞれではありますが、自分に残された時間を切実に考えることになるこの病を得て、PANTAの心のうちはどんなものだったのか、癌患者同士として一度言葉を交わしてみたかった。

私自身、まだ4ヶ月ごとに検査を受けねばならない身、再発転移の可能性は常に頭の片隅にある中、PANTAと全く同じ時期に進行癌と付き合う日々だったことの意味は、これからもずっと考え続けて行くことになるでしょう。

そんな風にPANTAを身近に感じられることは、自分にとって一つの支えでもあると思っています。

下の写真は初めてPANTAとセッションした頃、85年くらいかな、一番左の長沢ヒロさんが弾いてるベースは私が当時使っていたAria Pro2のミディアムスケール。

 

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