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3ポイント「銀座の奇跡」のこと。そして浅草~調布、旧友再会行脚。

2010-02-21 16:15:00 | music




昨日夜は、元、ベジタブル・アンサーの岩間氏のライブに行ったわけですが、この日ダブルヘッダーで午後は浅草へ。
先月の田中聡氏追悼会の日、銀座の3ポイント(URCが「銀座の奇跡」と銘打って毎週ライブを行っていた、女性スタッフだけで運営する喫茶店)のスタッフだった、元・水玉消防団のメンバーでもある長井八美さんが20数年ぶりにURCのイヴェントに登場して、当時3ポイントでバイトもしていたshe-herは親しかったスタッフの近況を聞いて。
それで、浅草の仲見世の扇屋さんに勤める旧友がいるので訪ねてみるということで、私も同行させてもらいました。
「銀座の奇跡」は、ダムハウスや安全バンド、四人囃子などが頻繁に出演する憧れのライブでしたが、73年から75年にかけてで、これは私自身は中学3年から高校2年まで、まだ親も厳しくお金も無く銀座まで行くことはなかなか叶わなくて、高校2年の時に一度行っただけでした。
一学年上のshe-herは、府中の高校生で家も府中だったのですが、野音で安全バンドを観てファンになってURCのスタッフになり、浦和に通って来る様になった。
府中から銀座もそこそこ遠いながら、同じ都内であることと調布在住の友人が多かったことで、浦和の高校生よりは銀座への距離感は近かったかと思うし、高校生の1学年の差は大きかったなと思います。
早くからバイトもして自力でドラムセットも買ったり=パールのバレンシア!、でもお父さんが怒ってなんと庭に穴を掘って埋めてしまった(T_T)=、とにかく大人たちに混じってスタッフをしている姿は、カッコ良くて憧れだったな~。

仲見世でデオさんと落ち合い、35年ぶりの再会を果たした二人と一緒に甘味屋さんでお茶しながら、女3人で35年前のことから現在までを語り合う。
亡くなった聡さんがNYに行っていた頃、相次いで3ポイントスタッフだった方たちも渡米する機会があって、さまざまな交流があったそうです。

水玉消防団も3ポイント人脈から生まれた女性バンドなのですが、天鼓さん、カムラさんはそれぞれパフォーマー、ミュージシャンとして、長井さんも劇団「青い鳥」、そしてTokyo Kid Brothers Returns!1970-2010というイヴェント企画などで皆さんグローバルに活躍されています。
私がバンド活動を続けてきたことも、この今やアラカンの世代の女性のパワーに10代の頃多大な影響を受けたことを抜きにしては語れないと、改めて思いました。

お茶の後、仲見世をぶらぶら、she-herがステージ衣装用にキラキラ系の服を探したいということでうろうろしていて、ふと脇を見たら知ってる家族連れが・・・、なんとk介さんご一家!なんでこんなところでバッタリ会うんでしょうか!不思議だ~。。。
花やしきに行っていたそうです。
さて、買い物しているうちに、一杯引っかける時間もなくなり急ぎ足で調布へ。
浅草からは都営線の東日本橋から馬喰横山乗換えで、その後は1本で調布へ。
こういう時、検索は本当に便利ですね、こんなルートの移動は初めてだから、こんなに楽に行けるのかと感動した。

調布のGinzは、すり鉢状のステージが一段低い作りのライブカフェで、普段はジャズの演奏が多いそうですがなかなかいい感じのお店、満員の盛況でした。
総勢9名のSOUL‐UNIT は、アレサ・フランクリンばりのボーカルが迫力の女性ボーカリストとギターの岩間君が、中学の同窓会で再会して10年前からマイペースで活動しているソウルバンドで、ソウルのヒットナンバーをたっぷり2時間、楽しませてくれました。
20代の子供世代と50代の親世代混合のバンドで、ハモリもバッチリでカッコ良かった。
お客さんで元・四人囃子のベーシスト中村真一さんも見えていて、1月のURCのイヴェントの話から今度は一緒にライブをやろうという話なども出て盛り上がりました。

長い1日だった~、密度濃かった~。

さて今週はしばらく地味に仕事しますが、友人のライブも結構続きます。
28日は猫町JIVEのリハの後に、栗原さんのライブ@ルースター・ノースサイド。
栗さんのボーカル&ギター、パーカッションでほりうちひろし、キーボードにトモコというメンツのバンド「chestnuts」がスタートして、今回はゲストにギターで藤田義治も。
3月は13日に猫町JIVE@パラダイス本舗のライブ、14日はshe-her参加のLoose&beatを新中野弁天に観に行きます。

ぼちぼち、アンクル・トモズのライブも企画しなきゃと思ってます。
一息ついて、5月か6月くらいかな。。。

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元ベジタブル・アンサーの岩間君のライブ

2010-02-20 12:44:00 | music
彼は今どうしているだろう?と、時々話題に上るギタリストだった、岩間君。
その、キレのあるカッティングとシャープなソロ、10代から飛びぬけた実力を感じさせる人だった。
70年代半ばごろ、浦和ロックンロール・センターのコンサートの常連だったベジタブル・アンサーのギタリストでしたが、その後長らく消息が分からなかったけど、つい最近行方が分かってライブ活動もしているということで、今日観に行きます。

一昨年、佐野行直さん(元、スペース・サーカス)の通夜の席で岡野ハジメさんとお話しする機会がありましたが、岡野さんから
「ベジタブル・アンサーってあったよね、あのギタリストはどうしてる?」
と聞かれて、驚いたことがあります。
レコードが残っているわけでもない、無名のバンドでしたから。
岡野さんは10代の頃、スペサーの前に浦和市立高校のメンバーとバンドをやっていて、URC主催の浦和のコンサートは良く観に行ったそうなのです。
彼がURCのコンサートやベジタブル・アンサーの名前を覚えてくれていたのは、非常に嬉しかった。

その会話の時には、私は岩間氏の行方を知らなかったわけですが、元マゼンダのボーカルshe-herが数年前から参加している中央線方面のバンド、Loose&beatの人脈から28年ぶりに行方が分かって・・・バンド人脈って繋がるもんだよね。
岩間氏はギターから離れていた時期も長くあったそうですが、ここ数年またバンド活動を始めて、あるイヴェントでは元・四人囃子のベースの中村氏と偶然に会って交流が始まったりもしているそうです。

今日のライブは、
バンド名:Soul-unit
open18:30 start19:00
会場:Ginz(調布)
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/ginz/index2.html
チャージ: \1,800
女性ボーカルが3人、総勢9名のソウルバンドです。

28年ぶりの再会・・・楽しみです。

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スノーシュー初体験

2010-02-15 19:24:00 | トレッキング






土曜昼頃の出発時は、東京は霧雨でその後相模湖あたりでは雪が降っていたけど、山梨から晴れ間が見えて原村はちらちらと雪が降ったり止んだり。
雪景色を見ながらのんびり温泉に浸かるのも風情があって、すっかり旅気分。
美味しいディナーとワインとお喋りで盛り上がり、翌朝は7時半の朝食後に出発。
ペンションRADISH-GARDENから車で30分ほどでピラタス蓼科のロープウェイ山麓駅へ。
ロープウェイ片道7分で、標高2440mの山頂駅。
この日の山頂駅付近の気温は-9℃。
風がないので思ったより寒くないし、晴れ渡っていて今まで見た中で一番と思える素晴らしい絶景でした。
100人乗れるというロープウェーの乗客の大部分の人はスノーボードかスキーを履いて次々と右へ下っていくわけですが、こちらはスノーシューを履いて目の前の丘を登って行って坪庭を一周。
途中、坂をお尻で下る尻セードのポイントがあったり、ウサギの足跡を発見したり、昼のお弁当はシートを敷いてポットに用意してもらったスパイシーなホットワインをいただきつつまったり。
雪の上を大の字になって空を眺めたり、初めての経験が沢山出来て非常に楽しかった。

参加メンバー3人とも、2月3月にそれぞれライブの予定があってリハーサルもあるので、この日程でしか一緒に行けないというタイミングに、見事なお天気に恵まれてとにかくラッキー!、しみじみと嬉しい旅行でした。

次回6月の原村調律ツアーでは、いよいよ八ヶ岳登山に挑戦か?
自信は全然無いんだけど、富士山に行くならその前に2500m超の山を一度は体験しておけばというアドバイスもあり、ベテランのRADISH-GARDENオーナーの指導を仰げるタイミングは大切にせねばと思うので、覚悟を少しずつ固めようとしているところです。



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天覧山&多峯主山、一人遠足

2010-02-12 14:55:00 | ノンジャンル






火曜日はオフだったので、第2回山歩き一人遠足に行って来ました。
飯能の天覧山と多峯主山、とうのすやまと読みます。
うちから飯能駅を検索すると武蔵野線新秋津経由になるんだけど、景色を楽しみたいので大宮経由川越線で高麗川から東飯能へ。
東飯能と飯能は徒歩10分足らずの距離なので、このルートが早くて便利だし、川越線はのどかな景色が楽しめてちょっとした旅気分が味わえます。
飯能はオットの実家があるので、年に2回くらいは行くのだけど、いつも車だし、天覧山に行くのは小学校の遠足以来かな。
天覧山が197m、多峯主山が271m。
低いけれど、両方とも頂上は眺望が良いし、天覧山から多峯主に向かう途中には開けた湿原もあったりして、楽しめるルートだった。
高麗峠や宮沢湖、巾着田、日和田山などに通じる奥武蔵自然歩道という道が整備されていることが分かったので、これから東飯能を拠点に少しずつ奥の方へ、ちょっとずつ高い山に挑戦していこうと夢が膨らみました。
高尾とか筑波に行くよりは短時間で現地に着けるという面で、やはり県内は気軽に行ける良さがあります。

トータルでは10kmくらいのハイキングで、この日はぐんと気温が上がったので、かなり汗をかきました。

それにしても、その後が一転して雪になりそうな寒さで、本当に寒暖の差が激しいこの頃ですが。。。

そして、明日はいよいよスノーシュー旅行。
1泊だけど、八ヶ岳のラディッシュ・ガーデンに泊って、温泉でのんびりして、日曜にロープウエーで雪山に行ってスノーシューなるものに挑戦します。
私は、30歳になるまでバンド三昧でアウトドア・スポーツには一切興味が無く、スキーを初めてしたのが30過ぎてからだけど、そもそも運動神経が鈍い上に臆病なので全然向いてないと思って、その頃の数回以降は雪山には無縁の20年を過ごして来たのですが。
長い板じゃなくてカンジキみたいなので歩くだけなら自分にも出来そうだし、一緒に行きたいという友人も2人集ったので、女3人で旅行を楽しんできます。
往復、中央高速バスで行って来ます。
幸いにも、この土日だけはお天気はちょっと持ち直すみたいで超ラッキーyu

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オレンジチューブ@TAKE OFF 7

2010-02-10 00:44:00 | オレンジチューブ




2月6日(土)、25年ぶりのオレンジチューブのライブでした。
結成は77年くらいで、柏の某進学高の軽音がスタートだそうで。
だそうで、というのは、私は第2期といいますか、82年からの約2年間在籍していたけど、その頃はバンドの成り立ちなどあまり詳しいことは把握していなかったので、今回久々に一緒にライブをやるなかで当時の色んな流れが理解できて面白かった。

ちなみに私がオレチューに加入したきっかけは、マゼンダを82年秋に解散することになった時期に、池袋PENTAでお互いリハをしていて知り合って。
メンバー募集の話を聞いて、丁度良いタイミングだったので加入させてもらったのだけど、何しろ腕利きのメンバー揃いでありつつも、テクニックを誇示する方向には決して走らなくて、リーダーの大山氏のボーカルを軸にしているその楽曲は、アバンギャルドでありつつも非常にポップであるところが気に入ったのでした。

今回、80年代インディーズのコミュに告知を書いたら、なにやら面白いコメントもあったので、メンバーの流れを少し書きますが、私が脱退した2代あとのベースが石嶋由美子さん。
後にパパイヤ・パラノイアを結成するわけですが、そのキーボード・プレイヤーがオレチューのミドリちゃんなのです。
それと、パパイヤの2代目ギタリストが今回のイヴェントに出演したルシールのギター、みほちゃんだったりします。

柏の某高校は彼等の同期に後にミュージシャンになる人を何人も輩出しているし、イーストウェストやこの頃の屋根裏繋がりのバンド人脈はとても面白くて、誰かツリーを作ってくれーって感じ。
私は、整理する気力がないのだけど(苦笑)。

この日のイヴェント、単なる同窓会を超えた面白い内容だったと思います。
私は今回はキーボードをやることになり、ライブでシンセ2段積みを弾くのは18年ぶりのことでなかなかにスリリングでしたが、オリジナルメンバーのオレチューに参加出来てこのバンドの原点の再確認の場に一緒に立てたこと、移転して新しくなったTAKE OFF 7のステージでライブが出来たことも嬉しかった。

メロトロンの音に多くの反響がありましたが、音作りは基本的にリーダーの大山氏作で、私はただひたすら弾く係&バックボーカル担当。
メロトロンは、AKAIのサンプラーからKORG microSAMPLERに1音1音移したものだそうです。

Set list
1.太陽と戦慄 part2
2.他人の事を考えろ!
3.ハイウェースター
4.縄をかけてまけ
5.働き者
6.ロボットになれ

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