yotchaブログ【ベーシスト、キーボードプレイヤー、ピアノ調律師、よっちゃことフジタヨシコのブログ】

馬の骨はキリンジの弟、堀込泰行のユニット名。
彼らのソロライブが2枚組のDVDで発売されました。
アマゾン便利～、というか、時に危険というかですが…。
事前予約で6500円が5069円だもん、安い～と買っちゃうでしょう～これは。
いやぁ…、今回はどちらのライブにも行ってないっちゅうのが、私としては非常に珍しいのであります。
キリンジは、「牡牛座ラプソディ」からのファンで、数年間は高樹LOVE!だったんですの、寝ても覚めてもってくらいに（笑）。
コンサートも何度も行ってるし、最近のそれぞれのソロアルバムももちろん買って聴いてましたが、今回はスケジュールが合わなかったり、ちょっとだけ熱が冷めてきて、ファンクラブも数ヶ月前に更新を止めてしまったんだけど。
でも、今でもアルバムは即買いますよ！だし、DVDは非常に面白かった、買って良かった～。

我が家は高樹派の夫婦なんで、ソロアルバムは私とオットの間では、やっぱ高樹の方に圧倒的に軍配が上がってましたが、ライブはやはり別物だなぁ。
高樹のライブメンバー、青山陽一＆BM'ｓでもお馴染みのメンツが半数をしめていて、コーラスは真城めぐみさんを中心に3人でバッチリ固めているし、安心して聴ける良さがあったけど、泰行のメンバーの若手たちのソリッドな音も予想をはるかに超えて良かった。
ちなみに、泰行のバンドのBass player、彼らのアルバム他のスタジオワークで活躍されてる沖山優司さんて、元ジューシーフルーツの人だよね？
ものすごーく久しぶりに顔を見まして、現役バリバリでなかなかに渋いベースプレイが嬉しかった。
あの頃って髪型や眼鏡の印象が強くて～、当然のことながら、今はテクノカットではないわけでした（笑）…。

それにしても兄弟って、微妙な関係だね。
ライバル意識を否定する事は出来ない、複雑な感情は見え隠れするけど、そういう相方同士でなかったら、この人たちはここまで高めあうことはなかっただろうなと…。
ソロ活動で今回ここまでの地平に到達して、さて次のキリンジとしての作品がどうなるのか、非常に楽しみであります。

調律の仕事のお客さん、バイオリン奏者Tさんのリサイタルを聴きに、築地本願寺のブディストホールに行ってきました。
築地本願寺に行くのは初めてで、ブディストホールのある会館では法事の他、結婚式も行われていたり、立派なステージのある200人弱のキャパのホールがあることも初めて知りました。

1、2年に一度リサイタルを開くTさんは、最近はクラシックオンリーですが、10数年前は仕事でホテルのレストランなどでの演奏をなさっていて、この日のメンバーは当時よく一緒にやったピアノとチェロのトリオ。
その頃よくやった曲目を、ヨーロピアン・ポップスと題して演奏する会だったのだけど、これはなんとポール・モーリアとかレイモン・ルフェーブルの世界で、中学生からロックの世界に足をつっこんだ私には一番縁のなかった音楽と言えるかも。
別世界だけど、いやになるくらいどの曲もよく知ってる…、とにかくBGMとしては知らず知らず聴き込まされてきたんだな～。

長く仕事でトリオを組んでやっていたメンバーとの息の合い方、チェロとの生で聴くハーモニーには心を動かされました。
やはり、「ひまわり」は名曲です。

彼女らの音大付属高校時代、ガチガチにクラシックの勉強をするなか、レイモン・ルフェーブルがアイドル的存在だったそうで、レコードをクラスの皆で回し聴きしたとか、「シバの女王」のモーリアとルフェーブルのアレンジの違いを触りを弾いて解説してくれたりが、なかなか面白かったです。
シバの女王の歌詞が「わ～たしはあなた～の～、愛の～奴隷～」だったという話から、これも時代ですね～今だったら「あなたは私の愛の奴隷」になるかなという解説もなかなか。

イギリスのナンバーもやりましょうと、ビートルズからイエスタデイとヘイジュードを演ったのだけど、あとなぜかKilling me softry with his songも・・・。
これらはやはり・・・畑違いがよく分かりました。
黒っぽいものと全く無縁に音楽をやってきた方達の解釈を聴くと、やはりブルースの要素がなけりゃまるで別物としみじみ思いました…。

しかし、こういう機会がなければ、この手の音楽を生で聴くことなど一生なかったけど、「『シンセサイザー』というのに取って代わられてしまったが、生の弦の響きがとにかく好きなのだ、良いでしょ？」という姿勢にはジャンルを超えて共感するものがありましたです。

昨年11月末に仮住まいから戻り、早4ヶ月半を過ぎ…。
はぁ～、今日やっとすべてのダンボールが片付きました。
遅すぎ？
元々片付け掃除は苦手なんですけどね。
いやしかし、雨漏りがいけなかったですよ。
2月に増築部分の境から雨漏りして、修理したのにまた雨漏りしたもんで、もうすっかり不貞腐れ状態になりまして。
一生に一度、建て替えの代わりに行った大改築、片付いたら綺麗になった家に友達を招いてパーティーをなんて思ってたのが、追加工事の嵐、それもなかなか予定通りに進まなくて、すっかり気持ちが萎えてしまったわけ。
そんで、3月下旬に遅れに遅れてやった1ヶ月点検後の補修にもまだ来ないので、もう仏のよっちゃも切れまして、連休までにはカタを付けてくれと強く申し入れ。
来週の補修（クロスの浮きとかスキとか、庭の敷石のぐら付きなど細かいところだけど）までには、こっちの体勢を整えなければと、今日は一日片付け頑張った。。。

疲れたけど、ずいぶん気持ちもすっきりしました。
5,6月はイベントも多いのだけど、出来たら一度友達を招いて、お披露目できると良いな…と思ってます。

＜太宰府市に出来た九州国立博物館にて＞

竹で出来たアンクルンというタイの楽器を持って、演奏してみた。
中央のNEKOがドとレ、右の彼女の娘cijaちゃんがミとファ、私がソとラを担当してカエルの歌なぞ。


＜大分マリーンパレス水族館「うみたまご」にて＞

5才のセイウチ、みーちゃんにタッチ！
腹筋などの芸をします。


＜昨年12月にうみたまごにやって来たセイウチの赤ちゃん＞

可愛かった～♪
セイウチって人なつっこいのだ！
九州に住んでいたら、毎年行って成長を見守りたい気分だった。


別府の温泉近くの炉端焼きの店では、関さばの刺身と「はげの肝あえ」を食べた。
はげって、カワハギのことだって、初めて知りましたです。
なんかちょっとドキッとする、呼び名です。。。

お天気には恵まれなかったけど、あちこち遊びに行き、充実した会話を楽しみ、良い旅でした。

12日早朝出発で3泊、九州に行ってきます。
高校の同級生、親友NEKOの家に遊びに行くのだ。
30年来の友と、とにかく喋りまくることがメインの旅です。
大学卒業後、関西に移り住んだ彼女とは、20代の頃は高速深夜バスのドリーム号などを使って年に2回くらいのペースで行き来していた。
私の親戚が関西方面に多いこともあって、法事などの用で行く時にも会うチャンスがあったりしたし。
その後彼女が九州に移動してからは、さすがに会う機会が減ったけど、今は航空券も旅割だと福岡まで片道13000円というチケットもあり、以前より安く移動できるようになった気がする。
昨年私は家の改築のために、例年は年2回行っていたオットとの旅行がナシだったので、久々の旅にワクワクしています。
自宅が事務所の自由業は、家に居るかぎり仕事のブッキングなどのことが頭を離れないので、何日か留守にしちゃうのは、すごーく解放感があるのよね～。
大分と福岡の県境の村、PCもないしピッチの電波も届かない家に滞在するので、完全に仕事もネットもお休みです。
温泉とお喋りでリフレッシュしてきます。