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化学療法7サイクル目

2021-12-28 15:56:00 | がん治療


先週の火曜、21日に無事7サイクル目の抗がん剤点滴を受けて来ました。
7月から治療が始まって3サイクル後に一度血小板減少による1ヶ月の休薬期間を設けたわけですが、その後の4サイクルは血液検査の結果は腎臓肝臓血液すべて問題なく横ばい。
エスワンを1日25mg×4錠から20mg×4錠に落としてからは安定していて、医師も問題なく内科の治療が継続出来るという判断をしているということか、2月の予約票も2回内科の診察になっているので、この先2月か3月ごろに手術をするのだろうという当初の予想はどうやら良い方向に外れつつあるようです。
副作用の便秘の対処には大分慣れまして、毎朝紅茶に入れる手作り生姜シロップ、あとは点滴後の1週間だけ大黄甘草湯を2日に1回と日によって酸化マグネシウムの量を調節することで以前よりは順調に過ごせています。
寒さが厳しくなって冷たい物に触れた時の手の痺れは強まってはいるけど、洗濯や調理用の使い捨て手袋も常備しミニカイロもまとめ買いして冷えを予防し、抗がん剤の蓄積による副作用の悪化についてはあまり感じることなく仕事もゆったりペースながらこなせています。
しかし先の見えない不安感で気持ちが下がることもあるわけなので、先日知人の医師(演遊会セッションでご一緒したトランペット奏者であり、先日他界された郷津氏の同級生)に質問させてもらったところ、消化器の専門医の意見も聞いて下さって誠意のこもった丁寧なお返事を頂きました。
悪性度は低そうに思われ、私のケースはこのまま化学療法で押せるところまで押すのではないかということでした。
最初に担当医師に頂いた癌治療のパンフレットやネット検索で知る範囲だと、手術適用外で化学療法を続けることを選択するのは延命のためであって治癒の見込みはないと思わせる内容が多いのですが、知人から十分治癒も見込めるということを教えて頂いたし別の友人からも手術なしで治癒したケースを聞く機会が先日ありました。
なぜ、そういう情報がもっと表に出てこないのか、もちろんそこまで順調に行くケースは珍しいのでしょうが、希望が持てる方が治療の効果も上がるということはあるのではないかと私は思うのだけど。
もちろん1月下旬の検査がどのような結果か、それによって担当医が今後の方針をどう決めて行くのか、その説明を聞かなければ今後のことは分からないけど、年末年始を挟んで1ヶ月半を不安をなだめながら過ごすのはしんどいと思っていたので、その前に専門家の意見を聞いて前向きな姿勢で治療に取り組んでいく気持ちを整えることが出来て本当にありがたいことでした。
癌患者となったことで鬱傾向になる方も多いと聞きますが、治ることをイメージして明るく治療を続けていく力をくれる友人知人に恵まれたことに感謝の気持ちを深くする日々です。
見守ってくださっている皆さま、毎回長文を読んで下さってありがとうございます!
どうぞ良いお年をお迎えください。

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熊谷仕事、半分終了

2021-12-17 15:39:00 | ノンジャンル


ブログ更新が1ヶ月以上開いてしまうと、心配だからもう少しマメに様子をアップしてというお言葉を頂くこともあり、前回からの半月経過報告です。
熊谷の仕事は2ヶ月に分けることにして週に1日で2台ずつ、4台は昨日終了したので残りは1月に。
遠方の仕事を複数台するのは週に一度だけと決めたら、蓄積疲労が残ることが無く体調はとても良いです。
例年だと2週間に熊谷&県北を合計9台組んだりして、腕が上がらなくなって医者通いとか整体通いということもあったわけですが、道が混むと片道2時間近い熊谷郊外も週に一度なら苦にならない。
病気はともかくとしても、これくらいのペースでやればこの年齢この体力でも無理は感じないのだということが分かって、気持ちがすっきりした。
近年仕事量が減ったとはいえ遠方については効率を考えると詰め込んでしまうこともあったから、身体に負担を掛けていたのだなぁ。
先週は友人の銅版画グループ展@コバルト画房を見に行った後にご自宅に遊びに行ってこの1年半の近況を語り合ったり、今週は東さんの3回忌のお墓参りに行って元埼玉べ平連の方たちと会食もあり、一番若いのに先に癌になってしまった私を暖かく励ましてくれる元気な先輩たちに囲まれてエネルギーを沢山分けてもらった気分です。
そして明日はなんと蕨のアーベン自宅スタジオで録音に参加予定。
曲ごとに別々のミュージシャンとコラボするという企画の彼のソロアルバムの1曲に、ベースとキーボードとコーラスで参加します。
年内は来週月曜の調律仕事の翌日には病院で点滴があるので、20日で仕事納め。
来週中は副作用の様子を見つつゆっくりして、最後の週も疲れない程度のペースで年賀状作りと片付けと掃除かな。
年明け2日には夏に行けなかった飯能のオットの実家への挨拶に行く予定なので、元旦に持参用の料理を作るつもりで年末の料理はシンプルに。
夫婦二人だけだしお客さんが来ることもないし、二人とも食も少し細くなって来て作り過ぎたり食べ過ぎたりすると調子が悪くなるわけで。
立派なおせちを作って写真をアップしている方を見ると尊敬するけど、整体院では年末年始に蓄積疲労のために痛みが悪化して来院する女性が増える様子を見たり聞いたりするので、みんな無理しないでねーと思います!

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化学療法6サイクル目&11月の近況報告

2021-12-02 14:50:00 | がん治療


血小板低下がやや心配だったけど、飲み薬の容量が下がったのと休薬2週間のお陰か血液検査結果は前回と同じ数値で11/30に無事点滴して来ました。
今回は今までで一番短時間で済んで16:40には病院を出ることが出来た。
私の場合ほっておくと点滴の落ち方がゆっくりになって予定時間よりも長くかかるので、担当の看護師が今回は少し速度調整をしてくれたわけです。
17時を回ると2階ロビーの精算機が閉じちゃって1階の時間外出入り口の方に行くことになり、そこに時間が掛かるってわけじゃないけど居残りした感があるので早く帰ろうって気分になるわけですが、この日は陽が落ちる少し前で寄り道したい気分だったので近くのカフェでコーヒーを飲んでから調剤薬局で薬を受け取って表に出たらけやき広場のイルミネーションが輝いていて、お~17時点灯だったのねと感激した次第。写真はFBにアップしてます。
約1ヶ月更新していなかったけど、それは体調が安定していたのでそれなりに仕事や遊びにも忙しくしていたからでした、どうぞご心配なくです。
前回の点滴の翌週からは概ね週2台ペースで仕事をし、緊急事態も開けたことだしとバンドの早め忘年会、トモズとスモサク2バンドそれぞれの会合を持ちました。
トモズメンバーが揃うのは1年10か月ぶり、スモサクは春に古澤さんの個展が足利であったのでその時に会っているけど長田家でゆっくりお喋りするのは実に久しぶりだった。
11月中旬には浦和パルコのユナイテッドシネマで細野晴臣の「Sayonara America」を観て、帰りに近所のリュミエールで月一恒例の外食もGo to Eatプレミアム食事券を使ってしてきたし。
そして、11月25日からは2泊3日で大阪へ。
選んだホテルリソルトリニティ大阪は、今回のメンバーに喫煙者が一人いるから喫煙出来る部屋と大浴場がある宿で検索して見つけた。
北浜と淀屋橋の間に昨年出来た出来た綺麗なホテルでトリプルルームはツイン+ソファーベッドだったけど、私が使ったソファーベッドも質が良くてベッドとして十分満足な硬めなクッションで安眠出来た。
大浴場は天然温泉ではないけど天然鉱石の浴槽の人工温泉で、温泉効果が結構感じられるお湯でした。
初日は大阪の友人と待ち合わせてホテルで和んでから温泉に入って、夜はお馴染み、天満の「もりもり」へ。
夜の飛行機で駆けつけて来た大分のNEKOと店で合流。
いつもながらの充実したお任せメニューを楽しみながら、私はビール1杯とお酒を小さなグラスに1杯のあとはお茶を飲みつつも盛り上がったわけですが、この日は疲労がピークに達していたNEKOが後半ダウン。
突っ伏している様子を見つつもしばらくはお喋りしちゃってましたが、夜半にタクシーでホテルに。
今回NEKOは翌日もダウンしていて、そこはもう一人のメンバー「ひろ」が経験豊富なプロのあんま師だったのでじっくりと治療して夕方から徐々に回復。
この旅は彼女にとって蓄積疲労を癒すための時間でしたが、私も旅先に友人郷津晴彦氏の訃報が届き落ち込む展開となった中、話を聞いてくれる友が隣にいたのはとても助けられました。郷津氏との思い出は改めて後日に書こうと思っています。
そんなわけで中日はずっとホテルにおこもりで、夜に近くの居酒屋でひろと二人で軽く飲んだあとはアチャコのタコ焼きを買って戻って部屋で食べて就寝。
3日目はゆっくり朝風呂に入って11時にチェックアウトの後、ひろが数年前に移り住んだ森ノ宮の最寄りスーパーの陳列棚の配置図が欲しいということで店に寄って壁に貼ってある図の写真を撮り彼女の部屋で点字の配置図を作成した。
彼女は網膜色素変性症が進行して数年前に全盲になりましたが、買い物などの外出介助を行なうガイドヘルパーさんにも個人差がかなりあるというわけでして、スーパーに連れて行って貰うことは出来ても買い物にはかなり手間取ることがあるらしく、店の中の様子を彼女が知る手立てが欲しかったそう。
A4ファイルにサージカルテープで店のフロアの形をNEKOが貼って作り、棚の食品名を私が話すとひろが付箋に点字で打ってそれをNEKOが貼り付けるという方法で無事に配置図完成。
その後近くのベーカリーのテラスで遅めのランチを食べて、駅でひろと別れ大阪駅からリムジンで伊丹へ。
久しぶりの伊丹はずいぶんと綺麗で広々とした空港にリニューアルしてました、調べたら去年グランドオープンだった。
以前利用したのは大分前で薄暗くてこじんまりした空港だったから、大変身にビックリだった。

さて12月に入り、今月は恒例の熊谷の保育園&県北調律ツアーを果たしてどこまでこなせるか、ブッキングはこれから。
今の自分の体力を考えると遠方の熊谷のまとまった仕事は厳しい面もあるのだけど、40年以上お付き合いが続いてきた園の仕事を途切れさせたくはないので、日数はかかってもなんとかこなして行きたいと考えています。

最後まで読んで下さった皆様、毎度だらだらと長いブログにお付き合い頂きありがとうございます!

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