<お散歩コースの八重桜ともみじ>
先週、退院後初の外来で外科の主治医から病理検査結果を聞いたところ、術前の見込みよりも状態が良くなくてステージ3Bでした。
切除した部位の一部に深く浸潤している箇所があったので、治療を継続しなければならないことになり、昨日は腫瘍内科の医師と面談して来ました。
そもそも、当初ステージ3か4と言われていたのが手術直前に2Aの見込みというのは本当かなぁ?と半信半疑ではあったし、いずれにしても術後の化学療法がある可能性は覚悟していたので、特に大きなショックは無かったのですが、改めて深く実感したのはどんなにCTやPET CTを撮っても本当のところは切除してみないと分かんないってこと。
大動脈のリンパ節にも他臓器にも転移は見られなかったことは確かで、本当に幸いなことでした。
一応深部に残っているかもしれない可能性を考えて、再発防止のために半年間の化学療法が必要なケースということで、薬は1月まで半年間続けたものと同じだし前よりは気持ちは楽です。
術後でまだ食事がスムーズに取れない状況で抗がん剤治療に突入する不安は少しあるけれど、術後2ヶ月からのタイミングで良いということなので、5月の連休明けからのスタートに決めました。
初回は2~3日の入院だそうですが、もうすっかり慣れましたよ、入院にも抗がん剤点滴にも。
手術や昨年の初回の抗がん剤に比べれば、どーーーってことないです。
分子標的薬のハーセプチンの初回投与は量が多く、具合が悪くなる方も多いらしいけど、私は昨年ハーセプチンの初回投与量を2回経験していて、どちらの時も普通に電車徒歩で帰宅出来たので特に心配はしていないです。
先週、術後1ヶ月の節目を越えて、食事については入る量は少ないながらも段々とペースが掴めてきたし、先日は術後初の調律にも出かけて来て近場であれば普通に仕事出来る実感があるので、今月は調子が良い期間に出来る範囲で仕事をこなしておこうと思います。
5月からまた3週間サイクルの治療が続くけど、半年の辛抱だし体調の変化には経験の蓄積がある分、気持ちの余裕を持って対処できると思う。
今回、化学療法の担当が消化器内科から腫瘍内科に変わったのは、良かったと感じました。
日赤のWebsiteにはまだ正式に腫瘍内科は載っていないのでネットで調べたところ、がん研有明の医師がコンサルで定期的に診察を行うシステムになったことが分かった。
化学療法のエキスパートですし、とても丁寧な説明で好感が持てました。
指の痺れの副作用については、仕事や家事が出来ないほどの悪化があった場合はその副作用の原因である抗がん剤、オキサリプラチンだけを停止して、分子標的薬と飲み薬は継続する方法も可能との答えを頂いたので、安心してあと半年を乗り切って行こうと思います。