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郷津晴彦展などなど

2013-08-19 19:53:00 | event etc.


前回のブログと日が前後して今月前半の話ですが、8月4日に郷津晴彦展に行って来ました。
郷津氏は海辺で拾った流木を、その場で虫眼鏡を使って太陽光で焦がして模様を付けた作品を作るアーティストで、2~3年に一度個展を開いていますが、前回が3年前なので今回は震災後初の作品展となりました。
彼が流木を拾うために毎回のように訪れる御前崎の浜辺の至近距離には浜岡原発があり、震災の年は秋まで行けなかったこと、その年に作った作品に込めた思いなどを聞かせてもらうことも出来た。
そして、今回なんと私は彼の作品の壁掛け時計を一つ、購入させてもらいました。
前回の個展の時に、流木時計が登場して、おぉ!これはいつか家に欲しいと思っていて、昨年自宅の壁掛け時計が一つ壊れたことを機に次回の個展ではと心に決めていたのです。
母が亡くなって、少しずつ模様替えしているなかで、自分の友人の作品を飾るということは前向きな気持ちに繋がる良い機会の一つになったと思います。
しかし・・・煙草の脂に変色したリビングの壁に掛けるのは申し訳ないような状態で・・・とりあえず前の時計の掛かってた場所に掛けてますけど、暑さが過ぎたらもう少し見映え良く飾れるように掃除しなくちゃと思ってます。
今のところ、ちらかったリビングの写真を公開出来る状況にないのですが、個展会場で郷津氏が撮ってくれた記念写真をアップしました。
オットと私の間の時計が、今は我が家のリビングに飾られています。
http://members3.jcom.home.ne.jp/gotsu/index.html

さて、この夏は瞼の治療があり10日ほどの夏休みのあと、先週土曜から仕事再開、といっても相変わらず肩の具合もいまいちなので週3日程度の仕事量ですが、来月10日から数回に分けてMumon Bandのスタジオ録音をすることが決まっているので、来週から週一でスタジオリハに入るため、そこそこ慌ただしい日々になりそうです。
年内に、ミニアルバムを完成させることが出来ればと思ってます。

9月下旬には母の使っていた部屋に従姉の教会のピアノを預かるのですが、決まったのは春なのにまだ片付けは済んでなくて、気持ちは追われながらも暑さに負けてまるで進まず・・・だけど、そろそろ本腰を入れなきゃなぁ。



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いわき~中野和太鼓~やっとオフ

2012-09-17 21:57:00 | event etc.
先週はリハ2回にライブ本番、合い間に鴻巣の仕事、小金井の仕事とフル回転でした。
15日はいわき市でのチグリハーブのサポートで、「風人の祭2012inいわき」に出演しました。
3連休で他の高速道路は大渋滞しているなか、常磐道は空いていることに、震災後ということを実感しました。
会場は菩堤院というお寺で、畳敷きの客殿にはバリアフリーで車椅子も入れるようになっていて、普段からバンドの練習などにも使われているそう。
出演した「Border is gone」 with 青木淳也でボーカルを取った淳也さんは、高次脳機能障害のリハビリがバンド活動で飛躍的に進んだとのこと。
母の脳疾患を経験してその病名が他人事でなかった私としては、リハビリ、そして前向きに生きることへの歌の持つ力をリアルに感じさせられたことに強い感動を覚えました。
メインアクトのまーちゃんバンドの時には、副住職の方が木魚を叩いて踊っておられてちょっとびっくり!
地域の方たちと祭を盛り上げるお寺さんのあり方、素晴らしかったです。

翌16日は、鼓絆の西野師匠と義見師匠ほか、ラジオ日経の講座で和太鼓レッスンを始めた新人も交え、中野のお祭りでの演奏があり、女子部揃って観に行ってきました。
野外で目の前で聴くのは初めてでしたが、屋内とはまた違った迫力を感じると共に、開かれた場所での祭への奉納演奏は和太鼓の演奏の場として本道であることを感じましたです。
師匠らとの打ち上げの後にも女子部でさらに飲み語り合い、この1週間の疲れもかなり和らぎました。


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和太鼓と声楽の夕べ、無事終わりました!

2011-11-13 13:39:00 | event etc.


11日はお足元の悪い中、沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。
和太鼓の女子チームを作らないかと声をかけて頂いたのは、昨年末のことでしたが、1月に義父の入院そして他界があり、四十九日が済んだところで初稽古を予定していたのがなんと3月11日。
お互いなかなか連絡がつかない不安な状況から、やっと無事を確認してその日の稽古は中止になり。
大津波、原発事故と、想像を超える大震災となってしまった。

師匠のお仲間たちが毎年行なっている演奏会ですが、今回は震災からちょうど8か月目の11日、亡くなられた方々への追悼と被災地の復興を祈念して西野師匠が新たに作曲した「斎神」を演奏させてもらいました。
やっと4月から稽古をスタートして、2年前から鼓絆で和太鼓を経験してきたイリア以外の3人のメンバーは全くの初心者。
わずか7か月での発表に緊張しましたが、教会の荘厳で美しい音響空間で舞台を経験させてもらいありがたい機会でした。
ここ2か間はペースをあげて8回の稽古をこなして息もあってきたし、10分近い曲を覚えられるか不安だったけど、なんとか破綻なく演奏できたし評判も良かったみたいです。
大二さんに、「良く覚えたな~」と言ってもらったり、ヒロさんに「なかなかやるじゃん!」と声を掛けてもらったのも嬉しかった。

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和太鼓と声楽の夕べ

2011-10-24 12:51:00 | event etc.
日時:平成23年11月11日(金)18:30開場、19:00開演

場所:グローリアチャペル(キリスト品川教会)
http://www.gloria-chapel.com/map/map.htm

入場料:3.000円

出演:和太鼓・・・西野恵 他
唱和・・・北原圭子 他
パイプオルガン・・・塚田真里

今年春から始めた和太鼓女子部=イリア、ヨシコ、she-her、ひとみ。
師匠の主催するイヴェントで1曲だけ打たせてもらいます。
出演は御諏訪太鼓の西野恵を中心に長年一緒に演奏を重ねてきた方々、
初心者チームは20代のグループと我々、また元ハルヲフォンのドラマー
恒田義見がリーダーを務めるロックと和太鼓を融合させたプロジェクト
「鼓絆」のメンバーも出演します。
この日は鼓絆としての演奏ではなく、和太鼓を中心にした演奏ですが、
四人囃子の岡井大二、坂下秀実、安全バンドの長沢ヒロ、元BOφWYの
高橋まこと、元ジューシィ・フルーツのイリアという、そうそうたる顔ぶれ。
第二部では声楽とパイプオルガン、そして和太鼓とのコラボもあります。
東日本大震災から丁度8ヶ月、亡くなられた方々への追悼と原発収束
そして被災地の復興を祈念して、ささやかではありますが
精一杯の真心を込めて演奏します。

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中村真一 追悼演奏会 [His beat goes on]

2011-09-21 17:07:00 | event etc.
関係者を中心に、四人囃子サイトで情報を知ったファンの方限定のセミクローズの会でしたので、日記での日程と場所の告知は控えておりましたが、18日に青山CAYにて追悼イヴェントが行なわれました。
私は彼が最後にやっていたバンド、Orange Notesのベースを担当させて頂き10曲を演奏。
真ちゃんが大好きだった曲を会場の皆さんと共有する空間、真ちゃんだったらどんな風に弾くか・・・やっぱりBeatlesは完コピ目指さないと!と、いつもは練習嫌いの私も今回はかなり気合を入れて臨みました。

まずは四人囃子サイトの青木さんのMCに続いてモリさん、大二さんさん、坂下さんのご挨拶、仕事で来れなかった佐久間氏のメッセージの読み上げの後、末松さんのご挨拶で献杯。
オープニングアクトで、Soul unitのメンバー平田さんと岩間君のアコギとボーカル、GroovinとYou've got a friend。
岩間君は70年代にURC=ウラワ・ロックンロール・センターのコンサートの常連だったベジタブル・アンサーのギタリストで、福島のワンステップ・フェスティバルの時はコンサートスタッフのURCチームにも参加。
しばらく演奏活動から離れていた時期もありましたが、数年前に30数年ぶりで真ちゃんと偶然の再会があって以来、お互いのライブを欠かさず観に行き共演の計画なども話し合っていたところだったのだそうです。

続いてOrange NotesはThis boyでスタート、2曲目Drive my carではポールのパートを歌わせてもらいました。
Orange Notesは鉄壁のコーラスメンバーが揃っているので、他の曲ではハモリはすべてお任せしたんだけど、ポール・マッカートニーが原点の「歌うベーシスト真ちゃん」に捧げる演奏の中で私も1曲はポールのパートを歌いたくて。
真ちゃんが初めて買ったレコードは4曲入りコンパクト盤「抱きしめたい」だったそうですが、私はリアルタイムのビートルズ体験はLet it beだったのでビートルズで最初に買ったのはそのシングル、その次に買ったのが「ノルウェイの森」が入ったコンパクト盤でその中にDrive my carが入っていて、中学時代は繰り返し歌ってました・・・その割に歌詞カード見なきゃ歌えなくてごめんなさいでしたが、ベース弾きながらステージでやるのは今回が初で、この曲がやれて嬉しかった。
3曲目にYou Can't Do That、ここまでの3曲は真ちゃんの小学校の同級生で中学時代に初めてのバンドを一緒に組んだ、高橋さんのドラムで。

次の曲からドラムが大二さんに変わり、ホリーズのBus Stop、ゾンビーズのShe's not there。
今回の10曲の中で、このホリーズの名曲が一番せつなく真ちゃんことを思い出す曲だった。
複雑なコーラスラインを歌いながらベースを弾くカッコ良い姿が思い出されて、ここ数ヶ月聴くたびに涙がじわっと浮かぶ日々でした。

60年代ものから70年代に移り、スティーリー・ダンのRikki Don't Lose That Number、ドゥービーのDark Eyed Cajun Woman 。
そして、次に真ちゃんの息子さんのリードボーカル、キーボードの博子さんの息子さんにドラムで加わってもらい、ビートルズナンバーでNowhere Man 。
その後再びドラムに大二さんで、バッキンガムズversionのMercy, Mercy, Mercy 。
最後は、Orange Notesの十八番、アカペラから始まるBring it on home to meをデイブ・メイソンversionで。

そしてその後、四人囃子+安全バンドのメンバーによる演奏。  
6月に彼らとライブをやった「R」さんが仕事の合い間を縫って急遽駆けつけトップに数曲参加、後半には金子マリさん、「C」さんのゲスト参加もありましたが、基本的に四人囃子のオリジナルメンバーが高校生時代にカバーしていた、真ちゃんが大好きだった曲を中心にした演奏でした。
過去にもイヴェントで聴いたことはあったけど、マウンテンのナンバーを今回はたっぷりやって、四人囃子というとピンクフロイド、プロコルハルムのイメージが強いですが、マウンテンからの影響もそれらを凌ぐ大きさだったことを今さらだけど強く感じました。

以前の日記にも書きましたが、中学2年、まだ13歳の時に初めて行ったロックコンサートで四人囃子と安全バンドを観て、その体験がなければ私はウラワ・ロックンロール・センターに関わることもなかったでしょうし、ベースを弾き続けることもなかったと思います。
彼はピック弾き、私は2フィンガーと弾き方は違うけど、コーラスワークを重視して安定したハモリをしながらメロディアスなベースラインを弾くそのスタイルは、ずっと私のお手本であり憧れでありました。
追悼演奏会に自分も演奏する形で参加させてもらえたことを、関係者のすべての皆様に感謝します。
そして、混成のOrange Notesの演奏に惜しみない拍手をくださった皆様、本当にありがとうございました。
真ちゃんの腕には一生届かないけど、会場にいらしていた四人囃子のファンの方たち数人の方からベース良かったですよと声を掛けてもらって、大役を無事に果たせたことに安堵しているここ数日です。
真ちゃんのご冥福を、改めてお祈りします。
そして、彼の音楽への真摯な姿勢への尊敬の気持ちを忘れずに、これからも活動していきたいと思っています。


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