人気作家・長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行で知り合った作家・白木篤郎(豊川悦司)
と男女の仲になる。一方、篤郎の妻・笙子(広末涼子)は夫の奔放な女性関係に気付き
ながらも、夫婦として穏やかな生活を続けていた。しかしみはるにとって、篤郎との
関係は「書くこと」を通じてつながる、かけがえのないものとなっていく。
瀬戸内寂聴さんについては「作家」「女僧」程度の知識しか無いが、若い頃は色恋も
盛んだったという話は聞いて居ましたので、予告編を目にしたときにどんな人生を
送ったのか興味が湧いたので公開最終日にやっと鑑賞出来ました
作品の内容について個人的な感想としては、何処にでも有るような、男女の不倫関係
の日常を淡々と描写した平凡な物語と思えましたが最後に、不倫した女性が不倫関係
を精算するために、出家の道を選んだという所に特長が有るように思いました。
あまりにも凄まじい男女関係で頭の中ぐちゃぐちゃになりそうだったのですが以外に
爽やかな結末? 何と言っても寺島しのぶさんのの凄さに圧倒された。
本当に剃髪してしまい、大女優と呼ばれる存在となりアラフィフとなってるにも
関わらずオールヌードになってしまう。
役者魂というか役者馬鹿というか、あまりにも凄すぎる。
このような作品を モデルとなった男性の、娘だった人が小説として書き上げている。
それが一番凄い事だろうと感じた作品です
こんな風に生きられたら幸せなのかも。凡人には無理だ ☆☆☆