弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で
法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜
(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っ
ていた。無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜
ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の
付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。この事件をきっかけに
3人をめぐる過去と真実が浮かびあがっていき、事態は二転三転していく。
まずストーリーがしっかりしてて解りやすかったのが良かったですね
同じ施設で育った清義と美鈴。そして同じロースクールで学ぶ結城馨。この三人の過去
の出来事が絡み合うミステリアスな展開は普通にハラハラドキドキで面白かったです
永瀬廉さんの好演も良かったですが、杉咲花さんの演技すごかったです。
まさに圧巻でした。結末も良くわからないスッキリしない終わりでは無く、はっきり
していたのも良かったです。正しい事を貫くのはもちろん正しい道ですが、反面傷つく
人もいる。そんな事を考えてしまいました。ただひとつ、勤めていた事務所を辞めて
自分で法律事務所を開き、美鈴の弁護だけしていた清義はお金どうしてたのかな?
他の依頼もこなしていたのかな?それが疑問でしたが・・・
ちょっと偶然多すぎない?とは思うものの、よくできた話だとは思った ☆☆☆★