ニューヨークの片隅にある街、ワシントン・ハイツ。祖国を離れてそこに暮らす人々は、ストリートに
繰り出しては歌とダンスに興じていた。うだるような暑さだった真夏のある夜、大停電が発生。進学、
仕事、恋で悩みを抱えながらも夢に向かってまい進していた若者4人の運命が、停電をきっかけに思わぬ
方向へと動き出す。
有名なミュージカル作品の映画化 舞台は移民の集まる街ワシントンハイツ
「ララランド」「グレイテイストショーマン」での、耳に残ったり思わず口に出すような曲が無くラテン系
の要素をふんだんに含んだ作品ですね 冒頭の派手な歌と踊りで、一気にテンションが上がります
その後もプールの中のダンスシーン、水中撮影の踊る足をとらえたシーン、映画終盤のビルの側面の壁の上
で踊るシーン(壁が90度戻って上向きになるのだが)など斬新な表現に惹きつけられ続ける。
歌も踊りも上質だし、ストーリーも面白い現代社会の希薄な人間関係から考えられない突き抜けて陽気で
情熱的なラテン人の濃厚な人間関係が羨ましくもあるが、日本人には無理だろうね・・ついてゆけない。
最後にオチとしてドンデン返しがあるが・・これは、最初に子供達が出て来た時点で大まかの予想通り
オリンピックが開催中で、難民選手団や合宿で来た選手が難民申請したりと、いつもより身近な今の
タイミングに考えさせられます。 ☆☆☆
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