信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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悪は存在しない

2024-06-26 10:09:15 | 映画

    自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、東京からも近いため近年移住者が増加傾向にあり、ごく

    緩やかに発展している。代々その地に暮らす巧は、娘の花とともに自然のサイクルに合わせた慎ましい

    生活を送っているが、ある時、家の近くでグランピング場の設営計画が持ち上がる。それは、コロナ禍

    のあおりで経営難に陥った芸能事務所が、政府からの補助金を得て計画したものだった。

    しかし、彼らが町の水源に汚水を流そうとしていることがわかったことから町内に動揺が広がり、巧達の

    静かな生活にも思わぬ余波が及ぶことになる

    冒頭のカメラを真上方向に向けて木々の枝を仰ぎながらズンズン進む映像から引き込まれた感じだった

    普段、真上を見ながら自然の中を歩くことなど無いので、とても新鮮な風景に見えた

    カメラは信州の山村の自然を次々と切り取って、スクリーンに映される。バックでは音楽が流れ「これ

    は自然を描く映画だよ」と濱口監督が言っているような映画

   「きれいな水」が山村の人々にはとても大事な生活基盤であり、薪割りして火にくべるような生活も続け

    ている自然と人間が上手に共存している村。そんな村にグランピング場を作ろうとする会社の人間が

    山村の人々に説明会を開くが、こてんぱんにやられる会社側の2人。彼らも会社に戻ってから再び山村

    を訪れた時には住民側に寄り添おうとする気持ちを持ち始めるのだが……といった流れで物語は進む

    やがて、モブキャラだと思われた開発者側の担当者にスポットが当てられ、彼らが悪い人間ではないと

    いうことが分かってくると、人間は単純に「善」と「悪」とに区分できないということが実感できて、

    映画のタイトルが意味するところも理解できたような気になってくるが・・・

    突然、少女



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よっちん)
2024-06-26 23:14:23
映画を見ていない私には
論評もコメントも出来ませんが
そもそもエンターテイメントとしての映画なのか
ドキュメンタリーとしての映画のか
その辺りがどうなんでしょうねぇ。

応援ぽち
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悪は・・・ (気まぐれ親父)
2024-06-27 12:00:40
よっちん様
この作品エンタメともドキュメンタリーとも違いますね
元々が石橋英子さんの音楽の為のDV作品をさらに延長し
映画化したものです 多少、今の時代の流れに
どうなの?と言う問題定義をしているのかな?と思います
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Unknown (森の奥から)
2024-06-27 12:07:16
映画を見ていないので 映画そのもののコメントではありませんが 数年前までは ともかく 今の日本 今の世界で起きていることを見るとき 哀しいことですが 絶対悪は存在すると 確信します。
多くのひとに 『真実』を知ってほしいと願っています。
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