アメリカ・ネバダ州に暮らす60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、リーマンショック
による企業の倒産で住み慣れた家を失ってしまう。彼女はキャンピングカーに荷物を積み込み、車上生活
をしながら過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを余儀なくされる。現代の「ノマド(遊牧民)」として
一日一日を必死に乗り越え、その過程で出会うノマドたちと苦楽を共にし、ファーンは広大な西部をさすらう
今年のアカデミー賞作品賞の大本命と言われていて、世界三大映画祭の1つヴェネチア国際映画祭で最高の
金獅子賞やゴールデン・グローブ賞のドラマ部門作品賞その他多数の賞を受賞している話題の本作
一人の女性の生き様を追いかけながら米大陸をめぐる人生ドラマ&ロードムービーなので2面の面白さが
ありました。人生訓などを押し付けず、ただ気丈に生きていくファーンの姿を追いかけていく描き方に
もうリタイアしたシニア層には「納得と共感」が伝わり、家族のために頑張っている現役層には「気づき」
が伝わる映画でしたね。このファーン役は、美人女優には絶対に演じられなく、マクドーマンドだから
リアリティが伝わってきました。全裸で水に浮かぶシーンも印象的でした。
ロードムービー的にはバッドランド国立公園の絶景とアラスカ?のツバメの巣が密集する断崖のシーンが
記憶に焼き付くいいシーンでした。ノマドはサヨナラとは言わない、じゃあ又、会おうと言って別れるんだ
というつぶやきがこの映画のメッセージでしょうね
この作品には多くの本当の「ノマド」を使って居るのが新しいと、どなたか仰っておりましたがそれなら
昨年の「だれもが愛しチャンピオン」のが作だと思うが? 作品的にもこちらの方が・・・
「ノマド」と言うとまず思い
浮かぶのが昔?あったいすゞ4WD「エスクード・ノマド」良い車だったがな~ ☆☆☆
こんばんは。
見たくなるような映画です。
スズキのエスクード・ノマド、覚えていますよ。
四角い車でしたね。
友人が1600に乗っていました。
アカデミー賞作品ですが、個人的にはブログにも書きましたが
「誰もが愛しいチャンピオン」昨年の作品ですが
この作品で評価をうけた「本当のノマドを使っている」は
誰もが・・・も、本当の障害者を使っている作品です
こちらを、お勧めします。個人的な意見ですが