大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして
無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い
違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝
子供たちは忽然と姿を消した
予告から想像していた怪物の姿はなくて、3幕から構成されている出来事をそれぞれの
事実から順に見せられる。見せられるたびに繋がって繋がって突き刺さる。
ただの仲良しな友達同士のケンカ?のように見せかけられたいじめ?を隠蔽しようと
してる最低な教師?に担任をでっち上げようとしてるモンスターペアレント?
ある1つの言動や事象、人や物に対する視点は、人の数だけあるけど、じゃあその視点
は本当に100%自分の中から生まれた純粋なもの?他人のちょっとした一言や、目に
見えている表面上のことだけを見て「推測」してそう思っているだけでは?
直接見て/聞いていない事を 直接見た/聞いたように思ったり。
言ってない事を言ったようにしたりされたり。
言ったことを言ってないようにしたりされたり。
自分が他者に持ってる印象って自分が直接感じたもの?第三者から得たものじゃない?
何が真実か嘘か善か悪か、人は見たいものしか見えなくて、信じたいものしか信じられ
なくて、知ってる事しか知り得ない。正に"怪物だーれだ"と己に問い続ける120分だった。
怪物はいないようで確かにいる。多分私の中にも・・・
この素晴らしい作品がほゞ諏訪地方で撮影された事を誇りに思う ☆☆☆☆☆