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旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

スーパークローン文化財

2021年09月05日 | つれづれ
                     東京藝術大学スーパークローン文化財展作品


               あかがねミュージアムで世界の秘宝70点をクローンで再現する企画展がありました。
               焼失した法隆寺金堂壁画や中国敦煌市の莫高窟第57窟など本物と同じモノを初めて見、
               世界の至宝を五感で味わうことが出来ました。



     


              最新技術で文化財再現

              失われた文化財を最新のデジタル技術と職人のアナログ技法を組み合わせたクローン作品



     


               スーパークローン文化財とは
            東京藝術大学で開発された高精度な文化財複製である「クローン文化財」は、伝統的な複写の技術と
            最先端のデジタル技術に人の手技や感性を取り入れ、素材、質感、技法や文化的背景や精神性などの
            芸術のDNAに至るまでを再現したものです。
            現在は、オリジナルを超越する新たな価値を創造する「スーパークローン文化財」へと発展し、
            失われた文化財の再現など世界中の文化を継承する手段として期待されています。



     


敦煌莫高窟の中で「美人窟」称される第57窟の精微で華麗な壁画を再現
制作当初の姿に復元した如来坐像と菩薩立像


     




     


     


     


     


     


アフガニスタン流失文化財 アイ・ハイム遺跡 ゼウス神像左足「クローン文化財」

     




     


     


     


     


     


     


     


     


     


     


     


     





法隆寺釈迦三尊像
法隆寺のご本尊・国宝釈迦三尊像を3D計測や3Dプリンターの技術を用いて金銅仏として再現。
欠落した螺髪(らほつ)や白毫(びゃくごう)も復元

本物は一つもありません。すべてクローンです。