日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

梅一輪一りんほどの暖かさ,早梅や御室の里の売屋敷

2010年02月05日 | Weblog
 嵐雪と蕪村のこの時季の名句である。あちこちの梅が綻び馥郁とした優雅な梅の香りが、いっぱいに周囲に広がり、緑道や町角に流れている。道行く人の爽やかな一日を、心静かに送り迎えているようである。立春2日目の今朝は、頬に触れる春風は幾分まだ冷たいが,太陽の日差しの当たる地面には陽炎に近い湯気が立ち始めている。残雪が日陰部分にまだ残っているが、メイは昨日と違って、その上を勇敢に駆け回っている。モモちゃんも同じだ。昨夜は息子が、孫の進路の目鼻を朧げながら示唆してくれたので,先行きが明るくこの春の日差しのように、花咲く春を迎えたい気持ちが、少しずつでも明るく伸びることを期待し、嬉しく楽しい。