家内の発案で電車旅行を試みましょうか!との、第一弾は、故郷の墓参と桜堤のお花見と相成った。メイの散歩をすませて、9時45分近くのバス停から出発、渋谷を経て湘南新宿ラインで11時10分、目指す駅に到着した。天気予報では快晴で気温も15℃と知らされてはいたが、予報が大分外れて生憎の曇り空、10℃以下の寒さで土手の桜堤を見物すること1持間、寒さが応えた。3キロ余の堤防に2列の桜の大木だが、まだ8分咲きで、奇麗ではあったが、満開でなく桜花爛漫というわけではなかった。それ以上にその土手の裾野に植えられた何十万本の菜の花畑、これこそが今日の圧巻であった。真黄色で香りも高く、一面果てしなく続く黄色の絨毯、桜が8部咲きで残念だったが、菜の花が主役を務めてくれて、多くの見物客の目を奪ったことは間違いない。とにかく素晴らしかったの一言であった。終わって迎えのタクシーに乗って菩提寺の墓参を懇ろに済ませ、先祖に感謝の祈りを捧げてきた。気持ちが落ち着きさっぱりした。故郷での本当のうなぎ料理に舌鼓を打った。国産の天然物で格別に美味しかった。一本で直通の電車が、乗換駅で丁度来たので飛び乗り、朝乗車の三軒茶屋駅に帰着したのが、午後4時15分であった。息子に前もって電車の時刻表や効率よい乗車・下車駅などをインターネットで調べてもらっていたので、効率良く旅行が出来て,とても助かった。楽しい初旅であった。






