日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

菅原道真権帥に配流された日を偲ぶ、公園で梅の花が馥郁と香りを放って!

2015年01月25日 | Weblog

 歴史書に依れば、菅原道真が今日太宰権帥に左遷され九州に配流された日であると言う。後に配所で歿したが、文章、和歌、漢詩にすぐれ、又書道でも空海、小野道風と共に三聖と称された。後文道の神ととしてあがめられた。京都北野天満宮に天神として祭られている。学生と共に実地修学の途次、北野天満宮へお参りした事を思い出している。九州の太宰府の榎寺で配所の月を仰ぎ、かの有名な「東風吹かばにおい起こせよ梅の花あるいじなしとて春な忘れそ」と、「海ならずたたえるみずのそこまでもきよき心は月ぞ照らさむ」が詠まれている。家の家紋が菅原家と同一の梅鉢なので、事程左様に余計に敬仰の気持ちが強く感ぜられ偲ばれる。そう言えば今朝のメイトの散歩では、偶々公園の片隅に梅の花が咲き初め、馥郁としたその良い香りが、清楚に四方に漂っていた。帰宅した今でも、あの香りと情景、何とも清々しい気持ちになっている。