日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

医は人なり。

2015年12月15日 | Weblog

   医学部病院へ息子の車に乗せてもらって家を出てから、病院医学部には午前7時43分に到着した。患者として一緒に行けることは大変な幸である。息子は内科の外来診療部門の長であり、こちらは別の内科及び外科部門で、診療を受ける立場の一患者である。が、何かにせよ医師である息子に相談できるので、嬉しくもあり頼り甲斐もあって、幸せな事この上もなかった。今日は、ある部門で曜日の都合も有って、火曜日の診療の医師の紹介を受けた次第である。従って本日の医師とは初診で初対面の間柄であった。初対面の医師から一患者の私への、お尋ねに答える立場が私であって、今日の診察はとても初対面とは言えない程の、良い受容的な雰囲気の中での診察であった。それに先立つ検査が、また取り分け新鮮であった。尿の出方やその力強さ、そして終わった時の膀胱の空虚か否かの検査結果などである。それをグラフや数値で表示され、それに医師の説明が伴い、私自身も医師として、実感として感得したものは、新鮮な医師との対話こそ昔との大きな違いであった。このことが、私の医師人生にとっても、まこと新鮮な体験であり、納得させられるものであった。何を今更と思われる節も無いでは無いが、この様に患者の心を掴んだ医の心こそ、人そのものであると感激した次第である。今日は本当に良い医師に邂逅出来たことを、帰宅した息子に早速に知らせようと思う。良い日に成ったものだと思う。この日沖縄に幸運の使者コウノトリが飛来した。嬉しい報せである。