愈々明日は節分、この声を聞く時春の息吹がうんと盛り上がってくる。季節の移ろいと言う物は本当に良い物である。昔の先人達が肌身に感じた季節の変化や風物詩を暦や行事に残して、自分の生活を地域と共に一体化して、楽しみや追想の手立てを、後々までも残そうとしたいのでは無かったのかとさえ思われる。本当に麗しい歴史絵巻である。今朝は、パソコンの脇上の暦を如月の2月に捲り返したところだ。折から陽光が東の空から射し始めて、今もソファーや居間の絨毯へ射し込んで暖かい。季節感と言うものは本当に良いものである。春間近しと言う感じさえする。メイも今朝から元気を取り戻して、食欲も出て来たようで朝のお薬をお肉に混ぶして、いとも簡単に食べさせて上げたところである。これで益々健康回復が早まるであろう。甘酒と節分のお豆は、既に買って用意してあるので、メイと共に味見を今日昼間に試してみたい。それこそが季節のまた楽しみ方でもあろう。メイは夕頃以後には食欲が益々旺盛となって、いろいろ家内にせがんで4種ぐらいの夕食をものにした。そのせいか私と遊んでいるうちに、発病前の10月24日前まで実施していた「廊下と居間の往復全力疾走」を何と11回も自然に自ら実施したのには本当に驚き、これで本復したものと思われる。良かった良かったと、思わず頭を撫で抱っこして、可愛がってあげた次第である。