71年前の今日は家郷の人々に送られて東京の親戚へと駅を発った。明日紀元節には、晴れて陸士入校だからである。父母と共に新大久保から淀橋の親戚に落ち着いて、ゆっくり民間?の風呂に入った記憶が今でもある。思えば大変懐かしい思い出の話である。それから70年歳月が過ぎて、今でも医師として3度目の現役で教育に参画している。18歳で国に命を捧げる気概が出来ていたのである。国情と戦争、その時代に生きた人でないとその深い心情の理解は難しいと思われよう。今朝も寒く昔はもっと寒かったに違いない。よく滅私奉公頑張ったものである。国民全体がそうであったから自然と誰しもそう言う気概になったものと思われる。知人級友がもう過半数は他界している。一日一事でも大事にして過ごして行きたい。家族の一人一人に感謝して、これからも過ごさなけれがならないと思う。今朝は快晴である。既に早朝洗濯物は屋上に干してしまっている。十分綺麗に乾くであろう。メイは相変わらず、今日も元気であり大いに助かる。いま家中をふらふら散歩している。