今までの我が人生、顧みれば幸運に支えられて色々悪戦苦闘もあったものの、感謝あるのみなのである。”洵幸いなるかな我が人生“であった。今年は92歳を迎えるので、色々考察せねばならぬ事項も迫り来るものと思われる。昨日の検診でわずかの異常を指摘されたものの、日常的な薬剤を少しく服用することで如何やら健康を維持できそうなのでホッとしている次第である。細心な注意で、危険な部分を通り抜けて今日まで歩んできたことを思う時、転た、感慨無量なるを覚える。よくぞここまで一応無事に過ごしてきたものだと思う。外見上だけは豪放磊落に内心は明鏡止水、そんな感慨が春分の今の時期は頻りである。来月初め卒業式、四月初めには入学式と大事な学校行事を抱えて、五月以降には、そろそろ気分を新たに、心を引き締めていかねばならないものと思われよう。