昨日からいよいよ早春の気配が濃厚となって来た。娘が朝早くここ世田谷を発って、京都からの娘が母の身の回りの世話は万全だから来なくて良いと言われていたが、東京に在って1日一回は顔を出して何くれとなく世話をするのが当然であり、お昼前に病院へ出かけた。朝昼共に食事が取れたというのでこちらも元気が出た次第である。春の日差しがここに3日で急にそれらしくなって、世話の合間の時間を重ね利用して、昔行った三省堂や明治大学、それに山の上ホテル近辺を経過し、弟子が今回教授に返り咲いた日大を見て回った。懐かしさが漂い春の暖かさが身の回りを包んで上着を抱えて帰院した次第である。家内は定時の午後6時には、食事が取れて皆が安心した。息子も叙勲の会が終えて皆で一緒に世田谷の自宅へ帰った所である。皆で近くの小料理屋で夕食を共にし、病状など話し合った次第である。親子夫婦が話し合える良い機会であった。