日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

愈々春、昨年1月31日病床の淑子に上梓直後の本を読み聞かせる

2019年02月02日 | Weblog

 季節は確実に初春に向かっており、今日の日中には春一番が吹くと言われている。正に明日は春分で、故郷のお不動様では節分の豆撒き式が行われるのである。医学部教授を定年退官時には、年男になって大いに新春を祝い、春に向けて躍動を誓ったものである。今日明日は気温が上がって5月ごろの陽気になるそうである。昨日は一年前のこの日病床に家内を訪ねて、「互いに感謝」-医療人生70年の軌跡-の上梓の本を、淑子に感謝する部分を読んで聞かせたのであった。当時本を手にして内容を読む元気や力が無く、でも最初の本5冊を急ぎ間に合わせて頂き病床で読んで聞かせることが出来て、本当に良かったと思って回想している。その10日後には同門会の解散式が京王プラザで開催され、その本を弟子全員へ贈呈することとなっていたのである。想えば、せめて生前の淑子に、出来上がったばかりの本を病床で読んで聞かせる事が出来て、真に本望であったのである。快晴の今朝用意を整えて日課のお散歩である。