18年間もブログを記述していると後から見ると屹度類似なタイトルが生まれているかも知れない。今年は3年間の記事を製本することを先日依頼した。金額は膨大で当初始めたころの比較すると、5倍ほどに達していると言うわけである。然しこれこそが個人の人生の歴史的な記録であって、大事で貴重なことは言うまでもない。書斎に屹度後遺されることに違いない。歳時記を見ても最近のそれは、紀元節の記録も無いし、今日の柯っての2,26事件も、屹度どこにも報道されないであろうと思う。戦前或いは戦時中の事件は、忘れ去られてよいと思われる。朝曇りは五月ごろの陽気の譬えで、それが奇妙に季節に良く合っているから妙である。今朝の曇り空は、歳時記に盛られているその朝曇りではあるまい。まだ朝日は顔を出していない。今日午後にはここ五、六年も会っていない医学部の同期生の、お宅を訪問する約束を昨夜取ったところである。気持ちがワクワクして嬉しい限りである。ただ娘さを亡くしているので追悼のお香と果物を用意してある。午前中は健康維持のための散歩と病鳩の観察、首尾よく捕まればすぐに治療が終わって、今日でこっちもあっちも解放されるのである。7年ぶりに医学部の旧友の岩尾君宅を訪問長女の夭折に追悼の意を捧げ、お香を持参供養した。久し振りの面談に花が咲く、約2時間歓談して夕5時に去る。想い出多い貴重な日であった。