年一回の菩提寺への墓参、今年も先日9日、姪や甥に連れられて故郷の菩提寺へ出かけた。墓地の清掃などと共に、お花を捧げて暫し両手を手会わせて、お花を記念の感謝を捧げた次第である。清らかかな気分でご先祖様と対話し、秋の青空を望み、秋トンボの飛び交う姿に見惚れた自分の昔を想起し、思い出は尽きず、ご先祖様の業績を追想して暫し佇んだ、静かな秋の日の墓参であった。千葉市に上陸した台風の災害も復旧が進まず、何十万個の電灯が消えたまま、ここ数日を過ごす人々の身の上が、心配で思いやられてならない。高い送電鉄塔が倒された影響らしい。昨夜夕ごろの落雷に匹敵するほどの大音響の雷鳴には、大変驚かされた。世田谷観音の不動堂の避雷針に落ちたのではかと、疑われた程であった。近来にない大雷鳴であったので、ここに記しておきたい。