お世話に成った返礼の文書に万年筆でお礼の手紙と文書、それに合わせてデパートからの返礼品を加えた依頼書を、午後2時まで掛かって、仕上げてポストから送った。この種の手紙は書かねばならぬの類では無いものの、いざ、ペンと便箋を揃え旨い文句を書くとなると、容易に先へ進まない。思うままに今日はすらすらと2-3頁を万年筆の文字で仕上げることが出来た。と言うのは最近では珍しい事なのである。確かに億劫なものである。終わって快哉を叫んでと言いたいが、部屋で一人でその様には行くまい。こんな芸当 ‼も朝からかかって午後2時終了と言う、実質4時間かかっているのである。メイがその間お散歩をせがむし、容易でなかった。でも出来あがって、ほっとしているところである。うまく書き上げたいと言う欲望が潜んでいるのは事実であろう。これからは、早速にも最後の年賀状を出す準備をしたい。気に入った絵柄の150枚ほどの年賀はがきを購入してきて、従来のMacで、裏面の文章をプリントし、表面の宛名を記入すれば、今後年賀状はこれで終わりとなるのである。年末の仕事、即ち年賀状のプリントアウトが、生涯での最終末を告げる事となるのである。想えば嬉しい・懐かしい・貴重な経験・の長い歴史であった。