私が毎年行くスリン県は絹織物で有名なところです。
みな手織です。すごいです。
この店で布を買い、仕立て屋さんで仕立ててもらうのです。
タイにはまだまだオーダーメイドの仕立て屋さんがいっぱいあります。
そして、この店は隣で糸を売っています。
絹糸がいろいろ、いろいろ、いろいろ。
右側のおばちゃんたちが6人ぐらい、糸を仕入れに来たようです。
ほとんどは染料も買って自分で染めて織るのです。
まとめて大量買いです。
私が天然染料のラックを買っていたら
「私もそれで染めるの」と話しかけてきた方がいました。
彼女の村に行って染めているところを見たい。
でも今回は次の日ここを去るので、無理。
連絡先を聞いたので来年に掛けよう。
もうずいぶん前に織りの村等にも行ったのだけど、
私は絹織物はしませんからね~。
草木染には興味がありますけど・・。
絹で織っていらっしゃる方がこの店に来たら
もう幸せいっぱいですよ。
生唾ものです。
絹の光沢は魅惑的です。
昔はタイ農村で日本同様、蚕を飼っていましたが今は
ほとんどが輸入品です。
糸の包み紙を見たらカンボジア産でした。
バンコクでシルクストールをいつも仕入れて行きますが、
ここスリンのシルクストールは上等過ぎて手が出ません。
でも来年、ここの店のものは品があるので
少し仕入れてもいいかなと思っています。
私が草木染で染めるために買うシルクストールはウボン県のものなので、
来年はウボンに足を延ばしてみたいと思います。
毎年、そう思ってみるのだけど、
なかなか伝がなくて、そのままになっているのです。
ま、来年はとにかく行ってみましょう。