左が生皮、左が繊維
カラムシの枝から2本になるように皮を剥ぎ、
皮の裏側を引くと、生皮と繊維とに分かれるのです。
これができるようになるまで、5年掛かった!
お引きを終えた繊維を干す。
もっとちゃんととお引きをするともっと白くなりますが、
私はこの程度が好き。
今日のお引きは12本程度。
枝から綺麗に皮が2本にならなかったものや水に漬けておいて、
お引きをするのに出すときに絡まってしまったものがある。
もっと効率よくお引きをするにはもっとカラムシを増やさなくては・・・。
しかし、たくさん収穫すればお引きを長い時間やらなければならない。
それもしんどい。
毎回20本程度なら1時間ぐらいでできるもの。
昨日はずっと雨だったので、
収穫したカラムシを水に漬けることを今回も省略できた。
絡まりを防ぐのに細長い1mぐらいある四角い容器が欲しい。
今はタライを使っているのです。
会津昭和村のように家の脇に沢があって綺麗な水が流れていたらどんなにいいか。
毎年、少しはお引きが上達しているかな。
来週は群生している野カラムシを収穫しに行く所存。