我が工房は古民家で寒い。
薪ストーブを入れるのが念願でした。
薪ストーブの中のドラム缶を利用したロケット・マスヒーター(映像はこちらで)
になぜしたか?
それはメリットがたくさんあるからです。
○不完全燃焼が少ないので環境への影響が少ない
○薪を使う量が薪ストーブと比べ半分以上節約できる
○手に入りやすい材料で簡単に製作可能
○蓄熱層により熱のほとんどを回収
○燃焼が始まってからは煙のでない煙突
○燃焼が良いので薪にする木の種類を問わない …………etc
「燃焼効率が良く、安価な材料で手作りできる画期的な薪ストーブの製作方法を学ぶワークショップです。
今回のワークショップではヒートライザーの立ち上げから始まり、仕上げで、
ロケットストーブ・マスヒーター製作のほぼ全行程を行ないます。
ロケットストーブとは、持続可能な生活の研究、教育を目的としたNGOAProvecho のテクニカルディレクター、ラリー・ウィニアルスキー博士によって1982年頃に開発された、燃焼効率の良いクッキングストーブです。
ウィニアルスキー博士の開発の目的は、発展途上諸国や難民キャンプにおいて木質燃料を使用することから起こる環境問題•••••森林伐採、排気による気候変動への影響、
不完全な燃焼の排気を吸う事による健康の悪化、などの解決を目指すことに始まりました。
このラリー・ウィニアルスキー博士の開発したロケットストーブの原理を使って、暖房用に考えだされたのが今回のワークショップで作る、ロケットストーブ・マスヒーターです。
製作は日本ロケットストーブ普及協会発行の、
イアント・エバンス+レスリージャクソン共著「ロケットストーブ」を参考にして行ないます。」
参加費は2,000/日(昼食付き)
ご都合で部分だけの参加でも勿論OKです。
ほぼすべて参加したい方はご相談ください。
参加費を安くできます。
遠方からの方には宿をご紹介します。
また、昼食作りをお手伝いしてくださる方も募集中です。
<日時及び作業内容予定> 午前9時~午後4時
◯11月21日(土)
焚き口、バーントンネル、ヒートライザーの構築
◯11月23日(月)
掃除口、点検口、内部断熱層の構築。
◯11月28日(土)29日(日)
外部ドラム缶の設置、焚き口周りの断熱層構築、
蓄熱層煙道の設置、煙突の連結。
試験点火。ヒートベンチの構築
◯12月1日(火)
ヒートベンチの構築、蓄熱層土入れ。
◯12月5日(土)
蓄熱層土入れ。
◯12月12(土)13日(日)
漆喰下地塗り、漆喰仕上げ塗り。
予備日
◯12月19日(土)
漆喰仕上げ塗り。
なお作業内容は進行状況により変更することがあります。
お申し込みはyukobokakunai11*gmail.com *を@にかえてください。
<講師略歴 蔵田直樹氏>
2005年頃より日本ストローベイルハウス協会の在る那須に通う中、
同じ物作りなら、もっと生きるために直結するような物作りをしていきたいと思い、
2008年栃木県那須町に移住。半農、半Xの生活。
移住前は写真及映像の撮影、オブジェ、
インスタレーション、グラフィックデザインの製作などを手がける。
ロケットストーブマスヒーターは
自宅用の小型も含め、今までに5台製作。
その中の2台は雑誌「ドゥーパ」2014年12月号に紹介されています。