古民家(ゆう工房)・スローライフの織り織り記

日々のシンプル生活を紹介している。自給自足的生活は結構忙しい。畑仕事、染め織り、ヨガなど。味噌、梅干しも作る。

せっせと泥藍作り

2016年08月14日 | 草木染

藍が元気。

今月は藍の生葉染めの全盛期ですが、
講習はしても自分の作品はまだ作っていない。
講習が一段落したら生葉染めをしよう。

夏本番、泥藍作りの時期です。

暑いと2日ぐらいで泥藍を作ることができる。

今作っておけば、年中藍染めができるんです。
スクモを使ったものでないので、科学薬品を入れねばなりませんが・・・。

藍が被るぐらいの水に藍を茎ごと入れてしまう。

単に茎から葉を取るのがめんどうだから。

重しをして、液がモスグリーンになるまで数日待つ。

2日もすると葉が発酵して黄色みがっかってくる。
とろみも出てくる。

葉を取り出し、消石灰を入れて攪拌し、酸素を入れてあげる。

白い泡だったものが段々青に。

液もグリーン、グレー、藍、黒への変化

試しに綿の布を染めてみた。
薄い水色には染まる!

液をそのまま1日置き、次の日に上澄み液を捨てる。
沈殿したどろどろ液を布で濾して、乾燥。



泥藍作りは、目分量でできるようになった。
もう何年もやっていますからね。

でも、できた泥藍はわずか。
藍がかなりの量必要となる。

泥藍がもう少し貯まったら染めたい。

泥藍を作る過程で綿が染まるのが分かったので、嬉しい。
問題は堅牢度だ。

 

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