藍が元気。
今月は藍の生葉染めの全盛期ですが、
講習はしても自分の作品はまだ作っていない。
講習が一段落したら生葉染めをしよう。
夏本番、泥藍作りの時期です。
暑いと2日ぐらいで泥藍を作ることができる。
今作っておけば、年中藍染めができるんです。
スクモを使ったものでないので、科学薬品を入れねばなりませんが・・・。
藍が被るぐらいの水に藍を茎ごと入れてしまう。
単に茎から葉を取るのがめんどうだから。
重しをして、液がモスグリーンになるまで数日待つ。
2日もすると葉が発酵して黄色みがっかってくる。
とろみも出てくる。
葉を取り出し、消石灰を入れて攪拌し、酸素を入れてあげる。
白い泡だったものが段々青に。
液もグリーン、グレー、藍、黒への変化
試しに綿の布を染めてみた。
薄い水色には染まる!
液をそのまま1日置き、次の日に上澄み液を捨てる。
沈殿したどろどろ液を布で濾して、乾燥。
泥藍作りは、目分量でできるようになった。
もう何年もやっていますからね。
でも、できた泥藍はわずか。
藍がかなりの量必要となる。
泥藍がもう少し貯まったら染めたい。
泥藍を作る過程で綿が染まるのが分かったので、嬉しい。
問題は堅牢度だ。