古い家なので、着物がたくさんある。
祖母のもの?いやもっと古い大正、明治のものかの?というものまである!!
裂き織りなどをしているので、要らない着物があるからと頂いたりもする。
裂いてしまうには勿体ないないものばかりで、
来年、工房の蔵ギャラリーで着物のリメイク展をしたいと思っている。
まずは、着物をほどかなくては。
ちまちまと細切れ時間を見つけて解く。
手を通していないしつけが付いたものを解くのは忍びないが、致し方ない。
着物として来てもらえそうなものは残している。
どなたかにバトンタッチしていきたいものだ。
解いていると仕立てた方の思いを受け取ることができる。
丁寧な仕事をしているなーとか。手縫いってすごいなーとか。
着物の柄を眺めているのも楽しい。
織りや染め、斬新だ。
洋服とは違う、楽しみがある。
終活とやらで処分されてしまう着物をできるだけ生かせるようにしたいものだ。
着物はくれぐれも捨てないように。
ホントは私、いい着物より、綿の襤褸が好きなんです。
捨てようと思ってゴミ袋に入れた方に価値ある。
私にとっては。
最近相談を植えるのは布団。
要らないから捨てようと思うのだが、「要る」って。
昔の綿は良いものだ。
捨てるには勿体ないのは分かるのだけど、
場所を取るので、お断りしている。
しかし、しかし、綿を栽培して糸にしている方々が最近増えている。
一方で捨てられてしまう布団綿!!
布団綿からガラ紡機を買って、糸にしようか?などど考えてみたり!!
気が遠くなる話となるなー。
まずは着物を解こう。