須賀川の自然食レストラン「銀河のほとり」の畑脇に蔓延っているからむしを収穫しお引き講座を致しました。
ゆう工房に織りを習いに来ている5名が参加しての初めての経験、お引きがあまりうまくいかないものだから、「飽いてきた~」方も「お腹すいた~」という方もありでした。
やっぱり会津昭和村の熟練したおじさん、おばさんのようには行きませぬ。
何事も経験!
「大変さが分かった」「高いの当然」
私がからむしと関わって早5年。
タイから戻ってきた当初、母が「織りなら昭和村の織姫募集に応募したら・・」と言い、初めてからむし織りというものがあるのを知った次第です。
でも、私がやっているのは「さをり織り」で伝統とは全く違うものですからね。
そこでからむしに興味を持ち、「ここら辺にもからむし、雑草のように出ているよ」との情報を得て、皆で刈り取りに行ったことがあります。
友達が昭和村までからむしの収穫に行った話も聞いていました。
白河にある県の施設「まほろん」でからむしを栽培して、お引きをしてあんぎん編みの講習会をしているので、収穫のときだけ参加させていただいたこともありました。
からむしをいただく機会もあり、うちの畑でもからむしを栽培するようになったわけですが、皆で収穫するにはまだまだの量で、来年に期待したいところです。
毎年からむしを扱っていると、それなりにいろいろ考えます。
若い枝の方が柔らかくて引きやすいことも分かったし、お酢を少し入れた水に浸しておくと茶色に変色しないことも分かったのです。
本来からむしを収穫してから枝を水に浸けておくと皮をむきやすいのはわかっているのですが、長い枝を入れる容器がないので、できないでいます。
今度お引きをするときには、近くの阿武隈川にしばらく浸けておこうかと思います。
それにしても奥が深い作業ですわ。
手間も掛かるし、・・。
アカソも収穫しに行かねば。
葛もそろそろ・・。
この時期収穫するものが結構あり、スローライフは体力勝負です。
縁側に掛けてある去年織ったからむしのタペストリー。
去年の日記も見てください。
http://blog.goo.ne.jp/yukobo-kakunai/m/200707
梅もぎ、ジャガイモ掘りなどの畑仕事もなかなかのものです。
蔵の片付け、まだしてませーん。