今日は2人だけで染めなので、
手際がなかなかよろしくない。
やっぱり、少なくても3人は必要ですね。
染めは染めるごとに色合いが違い、面白い。
生徒は織りに来ているTさんが1人だけなので、
興味ある方は見にいらしてください。
いや、一緒に染めましょう。
天気もいいみたいです。午前10時から2時間程度。
Tさんは明日、朝から染めをして、午後は麻で織るんですって。
疲れたらヨガでもしましょう。
やっぱり夏は麻ですよね。
麻に気をとられていると夏はもうすぐ終ってしまいます。
マフラーやコートを織らなくちゃならないのですよ。
もう準備をしないと冬に間に合わないぜ。
と思うもののやっぱり麻に気を取られております。
麻で織りたい。
麻でどんなものを織っているの~?との質問があったので、
写真をアップ。
葛とカラムシ。白く光っているのが葛。緑がかっているのがからむし。
左がカラムシだけ。
したの敷物もカラムシ。
繊維そのものの力があって、織っていても表情がある。
均一ではない個性が魅力だ。
これって何?
タイで買い求めたものらしい?
どこで買ったんだっけ?500gぐらいで千円。
多分チェンマイで買ったのでは?
ものめずらしい繊維等を見つけると内外を問わず、
一応確保する。
こちらは栃木県鹿沼の麻薬成分がほとんど含まれていない「とちぎしろ」という
大麻の繊維。
那須の大麻博物館でちょっとだけ買ったことがありますが、
十日町の「自然布の素材展」で大麻農家の大森さんのレクチャーを受け、
織りに使いたいと買い求めました。
100gで2,000円。
上のタイで買った繊維は大麻に似ている。
リネンの種
来年、蒔いてみます。畑で増やしていきましょう。
ワークショップでリネンの繊維を取り出しました
うちにある麻いろいろ。
まだまだ、たくさんあるけど、一部。
お盆明けに麻で織りたい方がいらっしゃるので、
経糸張りをしておかなくちゃ。
カセの麻糸を巻き取らねばなるまい。
私も夏は麻を織りたい。
今から織っていたのでは、織りあがりは秋になっちゃいますね。
カラムシの繊維は作るのには時間が掛かるし、
量的にたくさんはないので、ちゃんと構想を練ってからでないと織れません。
お盆は内仕事をしましょう。
ここのところ外仕事ばかりでしたからね。
カラムシを刈り取り、葉を落として、皮を剥く。
1本の茎から二本の皮になればベスト。
前は細く裂けてしまったが、最近は太く裂けるようになった。
昨日の収穫。
2日間でお引きをした分
去年お引きをしたもの
お引きをして繊維を取ったものより、捨てる皮の方がずっと多い。
3日ほどお引きをしているが、合計200gぐらいしか繊維を取れていない。
今日は畑のカラムシのほとんどを収穫してきた。
次は葛と行きたいところだがやっぱり、
刈られて微塵もない。
繊維を取るのにいい葛があるところがあるのだが、
お盆間際だし、先日は花火大会の会場でもあるので、
刈られてしまっていた。
今年は7月、遠出したりしたので、余裕がなかった。
去年も葛取りしていない。
来年こそは7月に葛を取ろう。
多分来年は今年より多くカラムシが生長してくれそうだ。
堆肥を撒きましょう。
カラムシ作業はほぼ終了で、
これからは藍生葉染め、三昧となる。
カラムシの繊維取りも慣れてきて、繊維も溜まってきている。
今まではタペストリー等を織ってきたが、
服にも挑戦したいものだ。
生成りの麻服なんていいですね。
来年の夏用に織りたいものです。
簡単な仕立てにすれば、できそうじゃないですか。
問題は経糸。
ラミーか綿でもいいかな。
試行錯誤しましょ。
8月9日(木)午後から児童館で小学生低学年生に藍の生葉染め体験してもらいました。
総勢19名。
2日前に畑から根っこのまま引き抜いて器に水を入れておいた藍なので、
水がちょっと臭くなっている。
あんまり引っ張りすぎると根の土が出てきて、
藍の葉がきたなくちゃっうよ~。
部屋の中が泥だらけになっちゃうよ~。
表でやろう。
「何枚取ればいいの~?」
「泥臭いからやだー」
「飽きた~・・」
えええぃ。もう私やります。
ザルに二つ。藍が・・。いっぱいあるから濃い色になるでしょう。
ミキサーにかけて青汁を作り、たらいに移して、
あらかじめ紐等で結んだシルクのハンカチ浸して、
よく浸透するようにしてね・・。
もう、床がビジョビヨでーす。
外で結んだ紐をほどく
1%のオキシドール液に浸してから水洗いして干す。
はーい。よくできました。
「面白かったー」「大変勉強になりました」だって。
一時はどうなることかと思いましたよ。
皆に喜んでいただけて、結果オーライ、よかった。よかった。
それぞれ、個性があって、子供相手は楽しいけど
大変でもあるね~。
十日町は染め織りの盛んなところで興味は尽きません。
小千谷縮はカラムシからできているのをご存知ですか?
カラムシの生産地が我が福島県の会津昭和村なんですが、
その材料を使って、染め織りをしているのがこの辺りなんですね。
福島県内ではカラムシで昭和村は有名で、
ここ白河の方々も観光?も兼ねて結構昭和村まで行っています。
私もカラムシを栽培するご縁でカラムシからいろいろなものを作っている
ネオ昭和の村山さんと出会い、十日町に行くようになったのです。
今回、自然布の素材展に行き、
ネットでは仲良くなっていたSachiさんと初めてお会いし、
泊まるところも一緒にして、いっぱいお話ししましたね。
とてもとても初めてお会いする人とは思えないほど・・。
泊まった家
実は何と十日町の松之山という所に住んでいる知り合いがいまして、
20年ほど前に松之山には来たことがあったのです。
当時、橋本さんは千葉に住んでいて、年に何度も十日町に通い
仲間と使っている家があったのです。
橋本さんは写真家で、震災の写真集も出されている方。
取材のついでに白河にも寄ってくださったりして、白河の仲間とも飲んで、
十日町に遊びにおいで~、言ってくれていました。
20年前の家と今の家は違うのですけど、天井が高くて景色がよく、いいところでした。
絶品冷やし麺
美味しし中華の店に連れて行って頂き、
3年に1度の「大地の芸術祭」の会場の何箇所か案内してもらいました。
山間にたたずみ人影。
気持ち悪いという感想もあり。
橋本さん曰く「整形美人だ」とのこと。
口の悪い、オッサン2人と私の観光?は
何とも面白い。
近くには松之山温泉があり、のんびり。
私をここまで車に載せて連れてきてくれたSさんは
昼寝をして夕飯を共にし夜には長野に経ちました。
次の日にはSachiさんが来て、また橋本さんの知り合いの写真家の方が尋ねてきて、
なかなか深い話しをしたのであります。
素材展といい、他の事といい、いろんな方に会い、
いまだに消化しきれておりませんが、
実り多い旅でした。
帰りはホントは橋本さんが取材のついでに白河まで送っていってくれると言っていたので、
喜んでいたのですが、日にちが変更になり、
新幹線でsachiさんと途中までご一緒しました。
たくさんの方に会って、刺激をたくさんもらいました。
チクチクもやりたい。
リネンも栽培しよう。
アカネももっと増やそう。
やることがまた増えてしまったよ~。
一つに絞れない私です。
梅の収穫から梅漬け、干し、全てを終了いたしました。
結構大変さー。時間取られます。
梅ドリンク、ジャム、梅干し、作りましたわ。
でもでも、材料を使いきれなかった。
来年はもっと皆に声をかけて、梅を収穫したいところですが、
なにせ、私の仕事の段取りと天気と、皆さんと都合とが合わないとね。
うちで使い切れないほどの梅です。
多分、3分の1でしょう。収穫したのは?
梅ってすごいと思います。
いろいろに使えますからね。
紫蘇も何とも梅と出会って美しく発色してくれます。
乾くとピンクに
手がこんなに量が多いので素手です。
ちゃんと焼酎スプレーで消毒しています。
どなたか手相を見てください。運命線が中央を横断していますがどうでしょうか?
3日干してシワシワです。
大きな甕に入れて、
梅干しと一緒に干した紫蘇を上に覆いました。
樽に残った赤梅酢も容器ごと干しました。
ペットボトルに入れ替えて、いろいろに使います。
何とも惚れ惚れとする赤じゃないですか。
ドレッシングにしても美味しいのだよ。
私はなんにでもかけちゃう。
うどんやスパゲティだっていけます。
梅騒動が終了したので、そろそろカラムシ、葛の繊維取りをしましょう。
藍もいい具合に生長してきますしね。
明日は児童館で小学生対象に藍染体験してきます。
絞りもするので、面白い作品を作ってくれるのじゃないかな。
楽しみ、楽しみ。