アベノミクスはある意味国民への期待感でその支持を集めてきたといえる。その期待感は経済も含めて対中国・韓国をはじめとした外交、そして改憲などに見るように内政においても「強い日本」というものでその期待感を維持してきた。
一度この期待感が定着をしてしまうと、期待感の維持が政策の中心となる。アベノミクスによって日本経済を再考させようとするかたがたもこの期待感を崩してはならなくなるでしょう。対中国や韓国への強硬派のかたがたも積極的平和主義という期待感を維持しなくてはならなくなる。
社会全体でこの社会を動かす中枢が期待感維持に動いていく。
それは現実を期待感に添うような形で捕らえることが始まるでしょう。
そうなれば国民もその期待感に安心をしていく。
しかし昨日も書きましたが経済問題では円高誘導と消費増税が行われて「期待感と節約・失望」の目が出はじめているのではないか。外交面では中国や韓国の軟化が言われていますが、それもアメリカのアジア重視への回帰による中国や勧告韓国へのアメリカの一喝にある。もちろんその一喝は日本へも向けられている。TPPも牛肉の関税をオーストラリアとの合意に毛の生えたもの程度にと思っていてもアメリカはゼロを要求する。その反面では安保にかかわるものは日本を利用する。もちろん強い日本というのは日本側からの対アメリカへの強さをも期待感としてはあるのですが、どうも外面と内面には乖離があるのではないか。
期待感や強い日本というものはある意味神話性を持つ。
原発の安全性に対する疑問を持っていた方はたくさんいる。そして現実に悲惨な原発事故が起きた。原発ができてからだいぶ長い年月が過ぎてその年月の間これらの人々は狼少年といわれたのかもしれない。しかし狼少年ではなかった。安全神話の中にいた人々が安全狼少年だった。原発も新たな安全神話の中で再稼動が行われるかもしれないし、すでに電力の中心にすえるとまで言い出されている。神話が走り出すのである。この原発問題と同じようにそれは期待感となり社会全体の神話が走り出すのである。ちぐはぐさや矛盾はわかっていても走り出すのである。
しかしこれも経済問題から、生活の実態から国民の節約と失望によって否定されていくでしょう。しばらく時間がかかると思いますが。
一度この期待感が定着をしてしまうと、期待感の維持が政策の中心となる。アベノミクスによって日本経済を再考させようとするかたがたもこの期待感を崩してはならなくなるでしょう。対中国や韓国への強硬派のかたがたも積極的平和主義という期待感を維持しなくてはならなくなる。
社会全体でこの社会を動かす中枢が期待感維持に動いていく。
それは現実を期待感に添うような形で捕らえることが始まるでしょう。
そうなれば国民もその期待感に安心をしていく。
しかし昨日も書きましたが経済問題では円高誘導と消費増税が行われて「期待感と節約・失望」の目が出はじめているのではないか。外交面では中国や韓国の軟化が言われていますが、それもアメリカのアジア重視への回帰による中国や
期待感や強い日本というものはある意味神話性を持つ。
原発の安全性に対する疑問を持っていた方はたくさんいる。そして現実に悲惨な原発事故が起きた。原発ができてからだいぶ長い年月が過ぎてその年月の間これらの人々は狼少年といわれたのかもしれない。しかし狼少年ではなかった。安全神話の中にいた人々が安全狼少年だった。原発も新たな安全神話の中で再稼動が行われるかもしれないし、すでに電力の中心にすえるとまで言い出されている。神話が走り出すのである。この原発問題と同じようにそれは期待感となり社会全体の神話が走り出すのである。ちぐはぐさや矛盾はわかっていても走り出すのである。
しかしこれも経済問題から、生活の実態から国民の節約と失望によって否定されていくでしょう。しばらく時間がかかると思いますが。