夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 4月 5日(土)2「悪性の物価高が進んだ」

2014年04月05日 22時32分38秒 | 「政治・経済」
東大日次物価指数プロジェクトというのがある。日々の物価動向を現すプロジェクトらしい。これ自体の社会的な評価はわからないのですが、ひとつの目安として使われているようです。
このプロジェクトの結果をつかった二つの記事があった。
ひとつは消費増税が順調に価格移転されているという結果の記事です。もうひとつはこのプロジェクトの結果から消費増税分超えて物価上昇、便乗値上げかという結果です。
消費増税による価格への転嫁は政府が強く市場に対してけん制して物価上昇を後押しする形をとっていましたから当然という結果と思われます。同時にこの価格への転嫁にお墨付きが出ているならば便乗値上げも起こりうるでしょう。
価格というものは日々変動が激しいものですから消費増税分の物価上昇がどのような形で起こっているかは消費者にはわかりませんね。
今の政府による経済政策は物価上昇に見るデフレからの脱却ですから、好景気による経済の過熱からのインフレと円安と消費増税からの悪性の物価高を混同する傾向があります。味噌も糞も同じといっては言い過ぎかもしれませんが、社会全体で物価が上がることはよいことという論理が正当化されているでしょう。
その中での消費増税分の価格転嫁ですから、価格破壊などといった値下げ競争から値上げ競走に移る可能性が出ているのではないでしょうか。値上げ競争に倫理がなくなれば便乗値上げも出てくるでしょう。
これまでは株など金融商品での経済の成長が言われていましたが、今後は商品市場においての悪性の物価上昇が経済判断としては景気の動向となっていきます。
株価も上がった。商品価格も上がった。。。。経済は持ち直したから消費税も10%へと。
小泉政権時の国民生活には実感な気好景気の再来です。
雇用状況の改善は言われますがその中身は不安定雇用と低賃金の労働者が増えるだけで、そこに高齢者や女性の労働力の活用が入り、その上外国人労働者の労働力の利用も出てきています。低賃金労働者は相対的に増えていくでしょう。好景気の裏に消費の減退からの不況が同時に現れる。スタグフレーションがまた拡大する。
バブル崩壊からの自民党政治は今も何も変わらないわけです。そこに悪性の物価上昇が加えられたのです。
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2014年 4月 5日(土)「春キャベツ」

2014年04月05日 19時30分14秒 | 「男の料理」
料理というほどでもないのですが。。。。。
春キャベツが出てきましたね。
やわらかくて甘みがあっておいしいです。
そんな春キャベツは生が一番!!
大きくちぎって味噌をつけて食べるのが好きです。
味噌は。。。。。
味噌・砂糖・七味唐辛子・ごま油・すりゴマそしてとろみが出るくらいの水です。
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「じゆうななもじ君 句集」2013年

2014年04月05日 10時27分33秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
 「じゆうななもじ君 句集」2013年

          雲切れて葉のなき影や春の朝
          代掻きの濁りし水に白き雲
          不意打ちの雷雨は過ぎし夏明ける
          刈り込みに乗せたるようにサツキかな
          新緑がわずかに揺れる薄曇り
          脱衣場に籐椅子有りて川の音
          一雨で夏草のびたり窓の外
          月はなし夏草揺れて風ぬける
          仏壇の先行落ちて夏の午後
          仏壇の残りし飯や蒸し暑し
          梅雨の中休みほどの曇天かな
          薄日さし雲は白く草青む
          夕立の雨の香りや急ぎ行く
          七夕や宵待歩行自由なり
          夏の雨窓開け放ち日は暮れし
          盆の蝉うら悲しさに微睡て
          秋の風ごろ寝布団の陽の香り
          小春日に静かに逝きし箱の棺
          小春日に静かに逝きて箱の棺
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「じゆうななもじ君 句集」2012年

2014年04月05日 10時20分36秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
 「じゆうななもじ君 句集」2012年

             飛ぶ鳥の影もゆるりと春近し
             見上げれば立春大吉寺の屋根
             若葉萌えし遠き山に雪残り
             朝顔の咲いてはつぼむ風涼し
             なに想う夜蝉のごとく鳴けばいい
             通り雨傘をたためば蝉の声
             地味なれどシオカラトンボ舞い来たり
             別世界に迷い入りけり残暑かな
             秋の蝉眠たき午後の窓辺かな
             地に落ちし動かぬ蝉の思い出は
             秋思する雲は静かに西日さし
             秋告げる遠雷ひかり雨の香や
             路地裏や便所コオロギ灯はこぼれ
             小萩咲く幽境の夜やそぞろ神
             足弱く菊を飾るや老いし母
             ゆうらりと彼岸も近き静けさや
             窓開けし素足さみしき秋の空
             薄日さす桜紅葉に猫散歩
             秋寒やごみ出す人の声響き
             立冬や今朝の陽ざしの暖かさ
             冬晴れに窓に映るや雲白し
             洗濯もの干すついでに日向ぼこ

(旧ブログからの転載です)
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「じゆうななもじ君 句集」2011年

2014年04月05日 10時11分11秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
 「じゆうななもじ君 句集」2011年

    風もなく節の仕度や台所
    冬晴れにバラが一輪咲きつづけ
    七草粥セットと肉まんぶら下げ
    晴れ渡る空はきりりと寒の入り
    風花の舞いて地に落つ静けさや
    影淡く梢のつぼみ冬土用
    寝ぼけ顔オレンジの陽寒過ぎ行く
    くしゃみして空見上げれば春隣
    日本は資産大国と鬼笑い
    空眺め立春大吉つぶやきし
    寝ぼけ顔花のつぼみや春浅し
    寝ぼけた日差しほどの春の眩しさ
    朝靄のなかに春の女神を見た      
    春の雪明日は受け取りに行くから
    陽だまりや空き地の猫の恋浅し
    春の雪が静かに消えゆく夜は      
    布団干すと陽陰り春気まぐれ
    シャラシャラと気持ちよくもあり淡雪
    強い風春一番モドキか寒い
    春寒に一点のぬくもり空見る        
    珈琲の湯気も淡く春の薄日        
    路地に思い出したように梅の花        
    柔らかく春雨の糸は重なり
    空光りて冷たい春の西風
    春疾風心に抜けて雲高し
    空きのう浮かんでいた雲はどこに
    やさしい風雀は遊ぶ立夏の陽        
    首輪して犬の背中や夏至の朝
    見えてをり西の空の長き梅雨
    蒸し暑き流しの中の洗い桶
    ぬるき雨傘をかつぐ老婆かな
    百日紅鳩滑らすな雨宿り
    晴れ渡り日の丸弁当秋の雲
    秋の雲気ままに流れて何を見る
    母の一人住む庭にやわらかき陽
    立冬の外灯暗し光る空
    薄き陽に時は動かず冬の柿
    冬夜空に星もなくため息つく
    落ちる葉や肩に感じて空見上げ
    風吹けば枯葉の時雨淡き陽に
    風呂の湯気初冬の夜の深き中
    落葉や素足さみしき朝日かな
    床屋出て見上げる空や浅き冬
    寒空の下干す木綿シャツのしわ
    影長し硬き光に枯葉舞う
    影流し硬き光に枯葉落つ
    テレビ背に柚子の皮削ぐ夕暮れに
    透きとおりをり白き冬の満月
    丸め配られカレンダー年の暮れ
    冬の陽や風呂の残り湯汲みてをり
    影長し背中の陽冬至は近し
    夕暮れや福引の鐘鳴り響き
    ちんどん屋木枯らし吹くや鐘太鼓
    深(しん)と凍えし空夜明けの三日月
    寝床出て冬至の空や鳥一羽
    風花や信号変わり消えにけり
    うつむけば銀杏落ち葉は舞いてをり
    大掃除抜けて一服青き空
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「じゆうななもじくん句集」2010年

2014年04月05日 09時36分37秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
 「じゆうななもじくん句集」2010年

        夜蝉が僕の眠りを誘うよう
        目覚めた光の中沸き立つ雲が
        氷の溶けたアイスコーヒー蝉鳴く
        外に出たらドライヤーの風が吹き
        じいちゃんは暑いなぁ~と犬と散歩
        心が見えたら互いに楽なのに
        黒い雨雲どこかに流れていった
        東の夜空に光り輝く星
        ぬるい水植木の鉢に残暑かな
        スーパーの弁当あける静けさは
        蒸し暑し急ぎ鳴く夕暮れの蝉
        透き通る声だった心に直接
        遠い台風なのに翻弄される
        強い雨黒い雲が陽を隠して
        台風は何処へ黒い雲光る
        猿知恵には猿知恵ラッキョの皮剥く
        新サンマ三百円のため息
        目覚まし止めて心地よく十五分
        どんよりと風なく木々のむせる息
        熱帯夜微風の夜風止まらぬ汗
        風呂あがり麦茶もすぐに背に流れ
        布団を干す気持ち良くもあり地獄
        掃除機を出したままぼうっと空見る
        アイデンティティー安置するもんじゃない
        正直者いじめられる世の中に
        生意気にゴツゴツとしたベビーゴーヤ
        天気予報雨ですと喜ばせど
        スーパーの果物売り場秋の色
        悲しいと僕の心聞かないふり
        静けさに洗濯機うなる朝の風
        静けさにたくさん何したらいいの
        夏の日差しでも風は秋の香り
        洗濯物ワルツの程度に風吹く
        心がわからないから平和がある
        車も涼しい夜は機嫌がいい
        残暑にしんなり肩を落とす葉っぱ
        風呂を洗いながらついでに体も
        賞味期限切れ時の流れ1年
        つぶやきもつぶやきほどに心あり
        孤独な夜蝉一匹何を夢見る
        月の傍らに輝き添う星
        公園に椰子が生えるかもしれない
        隣家の目覚まし時計で目が覚めた
        ジキニンのコマーシャル見るに勇み足
        ゴーヤの実食いどき迷い秋の色
        夏の女神の夫も夏バテてしてた
        洗っても汗のしみこんだシャツ捨てた
        台風の線路が温暖化ルートへ
        リツイートやってはみたが誰に届くやら
        台風の過ぎた草むら静まれリ
        我が家のペットも投票代表選
        サンダルの足に感じる秋の風
        夏バテの葉をそっとなでる秋の風
        心のゆがみそのままに言葉にも
        名月も汗拭きつつ薄もなく
        秋雨前線北の海徘徊
        洗濯物も爽やかに揺れてをり
        風になれるかおぼつかない風向き
        彼岸花冷たき雨の夕暮れに
        はっとして冷たい風に桜もみぢ
        秋晴れのまぶしさ路地の庭に萩
        秋空に白いベール何描こう
        空っぽな秋の空に飛ぶ鳥もなし
        うつむいて散歩するも秋を見つけ
        ちょこんと一つだけ残った甘き柿
        秋陽射し交通情報流れをリ
        原っぱの花小さく光り秋雨
        歯ブラシで喉の奥を突いてオエェ~
        喉奥にコーヒー沁みる雨あがり
        流れ去る雨雲眺め柿を剥く
        見上げれば秋の半月もの思い
        早朝にうっすら桜もみじ揺れ
        コンビニの明り射す秋の夕暮れ
        厚き雲に並び飛ぶや渡り鳥
        雨あがり空き地の草やそぞろ寒
        さすがに夏の上着じゃきまりわるし
        草の息出窓曇りし秋の朝
        冬支度箪笥の匂い静かなリ
        ヒンヤリと秋の蚊一匹隠れ入る
        秋深き柔らか日向句集読み
        街灯や行き交う人に秋時雨
        木枯らし一番頬杖つくばかり
        小雨ふり飛ぶ鳥急ぐ桜もみぢ
        傘閉じて暗き玄関火の恋し
        曇天や政治欄読み秋も暮れ
        秋雨冷たし沢庵かじる音
        雨あがり珈琲の湯気薄き秋
        秋寒にスナック絵瑠座灯りをり
        柿も熟れ林檎は赤し暗き朝
        公園に過ぎ行く秋や灯は点り
        空に秋という人冬という人
        青空に心の見えし赤き柿
        クリスマスや正月が億劫になった
        目覚めれば立冬の空はそれなりに
        洗濯した毛布しわは陽に硬し
        輝いて小春の木々は葉を落とし
        湯豆腐や月の夕暮れタレ甘し
        快晴落ち葉を踏んで歩きたいね
        気が付けば街灯暗し冬茜
        鏡見て白き髪増えくさめかな
        眺めれば煙動かず焚き火かな
        人心も眺めれば一つの景色
        落ち葉も輝くよう晴れたらいいね
        雨もやみ傘も邪魔なり懐手
        柔らかに降りそそぐよう冬日差し
        スーパー出て早き夕暮れ星ひとつ
        暗き空一つ二つの冬の柿
        冬の柿二つ残れば空見よう
        白い雲の空がすべて輝きし
        冬ざれの水溜りに空写りて
        北風に葉っぱの恋は暖かし
        新日記並べる書店員に笑顔
        冬晴れてセーターの背の日差しかな
        炬燵よりのんびり雲を見送りて
        布団干すたたけば師走の風向き
        冬日差し葉もなき木々の影並ぶ
        暖冬の街の夜に星も冴えずに
        道端に落ち葉の吹きだまり陽さす
        葛根湯口に広がる今朝の冬
        冬の弱い日差しが川面に光り
        十二月写る灯やさしレストラン
        冬の雨にいつしか灯る街灯
        冬飛ぶ鳥は黒く灰色のビル
        冬の日差し雲の隙間からチラ見
        十五センチのクリスマスケーキ予約
        大掃除積年の埃見つめて
        レジ袋冬至も近き夜に揺れ
        冬の雨でもきっと暖かくなれる
        イルミネーション冬至過ぎの夜の祭り
        冬至心沈む初冬は過ぎ行く
        愛うしき弱き陽照る冬の梢
        タオル干す影に驚き冬の蜂
        カートに入れる柚子の黄色に微笑む
        どこかで光るような愛イブの夜
        年末の気の急く中に空見上げ
        大掃除障子見つめつつ溜め息
        寒空にひっそりと年は暮れ行き
    
(旧ブログより転載)
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2014年 4月 5日(土)「レシート」

2014年04月05日 08時41分12秒 | 「思うこと」
朝食を作ろうと台所に立ったら昨日買い物をしたスーパーのレシートが落ちていた。
昨日は醤油や味噌など足りない調味料を買いましたので3000円を出ました。消費税の欄を見たら260円ほど。。。。
昨夜の夕食のメインディッシュが鶏の胸肉1枚でしたが、消費税がなければもう一枚この鶏胸肉を買える計算です。食品をはじめ日用品にまで消費税がかかり軽減税率もありませんからねぇ。まぁ、消費税がなければ鶏肉をもう一枚買うかといえば食べる分だけを買うわけですからそのときは買わないでしょうが月単位にすれば鶏肉1枚分をほかに消費をするでしょう。
社会全体の生産物は直接日用品などに使われるものではないものが多いのですが、最終的には生産された商品は大衆消費財に価値移転をして消費されるのです。企業が設備投資をして他の産業で生産された商品を消費するわけですが、その設備投資された工場や機械はそれで生産される大衆消費財という商品に価値移転されていくということです。ですからこの大衆消費財に消費税がかかり消費税の負担がこの消費をする国民が支払うのですから消費税の矛盾は社会的な経済矛盾となりかねません。
高福祉高負担が言われますが日本の消費増税がその方向に向かっているとはいえません。
今回も政府はテレビで消費税は社会保障に使われますなどとキャンペーンをしていますが、実態は安倍政権による成長戦略に使われて企業の利益と投資に向かうだけです。
鶏肉一枚の値段に相当する消費税が月そして年単位として積み重なり、大衆消費財を消費するすべての国民として積み重なる。そうは余裕ある生活ではありませんから消費は縮小するでしょう。増してや円安誘導という悪性の物価高が同時に現れているのですから。結局は市場に流れる商品は値下げ競争にさらされるでしょう。円安と消費増税で値上げされている商品ですからそこに値下げの競争が入り込めばその物価の下落の矛盾はこれまでよりも大きくなるでしょう。国民生活は中流意識が消え去るほど低下をしています。デフレの深刻さとなるでしょう。
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