東大日次物価指数プロジェクトというのがある。日々の物価動向を現すプロジェクトらしい。これ自体の社会的な評価はわからないのですが、ひとつの目安として使われているようです。
このプロジェクトの結果をつかった二つの記事があった。
ひとつは消費増税が順調に価格移転されているという結果の記事です。もうひとつはこのプロジェクトの結果から消費増税分超えて物価上昇、便乗値上げかという結果です。
消費増税による価格への転嫁は政府が強く市場に対してけん制して物価上昇を後押しする形をとっていましたから当然という結果と思われます。同時にこの価格への転嫁にお墨付きが出ているならば便乗値上げも起こりうるでしょう。
価格というものは日々変動が激しいものですから消費増税分の物価上昇がどのような形で起こっているかは消費者にはわかりませんね。
今の政府による経済政策は物価上昇に見るデフレからの脱却ですから、好景気による経済の過熱からのインフレと円安と消費増税からの悪性の物価高を混同する傾向があります。味噌も糞も同じといっては言い過ぎかもしれませんが、社会全体で物価が上がることはよいことという論理が正当化されているでしょう。
その中での消費増税分の価格転嫁ですから、価格破壊などといった値下げ競争から値上げ競走に移る可能性が出ているのではないでしょうか。値上げ競争に倫理がなくなれば便乗値上げも出てくるでしょう。
これまでは株など金融商品での経済の成長が言われていましたが、今後は商品市場においての悪性の物価上昇が経済判断としては景気の動向となっていきます。
株価も上がった。商品価格も上がった。。。。経済は持ち直したから消費税も10%へと。
小泉政権時の国民生活には実感な気好景気の再来です。
雇用状況の改善は言われますがその中身は不安定雇用と低賃金の労働者が増えるだけで、そこに高齢者や女性の労働力の活用が入り、その上外国人労働者の労働力の利用も出てきています。低賃金労働者は相対的に増えていくでしょう。好景気の裏に消費の減退からの不況が同時に現れる。スタグフレーションがまた拡大する。
バブル崩壊からの自民党政治は今も何も変わらないわけです。そこに悪性の物価上昇が加えられたのです。
このプロジェクトの結果をつかった二つの記事があった。
ひとつは消費増税が順調に価格移転されているという結果の記事です。もうひとつはこのプロジェクトの結果から消費増税分超えて物価上昇、便乗値上げかという結果です。
消費増税による価格への転嫁は政府が強く市場に対してけん制して物価上昇を後押しする形をとっていましたから当然という結果と思われます。同時にこの価格への転嫁にお墨付きが出ているならば便乗値上げも起こりうるでしょう。
価格というものは日々変動が激しいものですから消費増税分の物価上昇がどのような形で起こっているかは消費者にはわかりませんね。
今の政府による経済政策は物価上昇に見るデフレからの脱却ですから、好景気による経済の過熱からのインフレと円安と消費増税からの悪性の物価高を混同する傾向があります。味噌も糞も同じといっては言い過ぎかもしれませんが、社会全体で物価が上がることはよいことという論理が正当化されているでしょう。
その中での消費増税分の価格転嫁ですから、価格破壊などといった値下げ競争から値上げ競走に移る可能性が出ているのではないでしょうか。値上げ競争に倫理がなくなれば便乗値上げも出てくるでしょう。
これまでは株など金融商品での経済の成長が言われていましたが、今後は商品市場においての悪性の物価上昇が経済判断としては景気の動向となっていきます。
株価も上がった。商品価格も上がった。。。。経済は持ち直したから消費税も10%へと。
小泉政権時の国民生活には実感な気好景気の再来です。
雇用状況の改善は言われますがその中身は不安定雇用と低賃金の労働者が増えるだけで、そこに高齢者や女性の労働力の活用が入り、その上外国人労働者の労働力の利用も出てきています。低賃金労働者は相対的に増えていくでしょう。好景気の裏に消費の減退からの不況が同時に現れる。スタグフレーションがまた拡大する。
バブル崩壊からの自民党政治は今も何も変わらないわけです。そこに悪性の物価上昇が加えられたのです。