夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 1月 8日(火)「労働力の再生産」

2019年01月08日 21時57分55秒 | 「政治・経済」
労働力の再生産というと、なんだか人の労働を物扱いしているように聞こえてしまうかもしれませんが、人も人間動物ですし、社会は人の労働によって成り立っています。こう見ると労働力は使い捨てをして消費してしまうような社会は持続可能な社会としては存在できなくなります。ですから、労働力の再生産というのは重要な問題なのです。
社会全体の中で、労働力を消費しながら労働するわけですから、消費された労働力を再生産しなければその労働力は消失してしまうでしょう。
単純なもので見てみると、寝て食って生活をしなければ次の日も次の月も次の年も働き続けることはできません。働き続けられないというのは労働力が再生産されないからです。商品社会やサービス社会は発展しますから、ただ食って寝るだけでは労働力の再生産はできんくなります。様々な娯楽や文化面でも消費をする中で労働力も再生産されます。
また労働力の再生産というのは、社会が持続するための次世代の労働力を再生産売る必要があります。自分自身の労働力を再生産しながら次世代の労働力としての子育てという面での労働力の再生産が必要となります。もちろんここでも子供は寝て食っていればよいというものではなくて、行動な教育や技能を習得しなければなりません。このすべてが労働力の再生産とあります。
再度書きますが、労働力の再生産というのは重要なのです。
労働力の再生産という言葉を使うから人の労働を物扱いをしているのではないのです。おととしあたりからブラック企業という言葉が多く聞かれるようになってきましたし、これは労働力の使い捨てという物扱いです。最近の外国人労働者の扱いも労働力の使い捨てという物扱いでないでしょうか。
そんな中現在の日本は人口が減少し、当然労働力が減少しています。
団塊の世代という豊富な労働力は一つの矛盾でした。さきのせんそうによりわかいいのちがう失われて労働力が減少する中産めよ増やせよとべびーぶむが起こりました。団塊の世代というのも戦争の災いでしょう。しかしこれまでの社会はこの豊富な労働力量を維持することをできないものになってしまいました。団塊の世代が減益から引退するし、バブルの崩壊あるいはリーマンショック後は就職氷河期が起こり労働力は使い捨てとなりました。
社会にもたらした悲劇は大きい。日本の人口ピラミッドは団塊の世代と、その子供たちである団塊ジュニアが2つのこぶになった「ひょうたん型」をしている。団塊ジュニアの子供世代がもう1つこぶを作っているべきだが、そうなってはいない。雇用が不安定化し、賃金も抑制された結果、団塊ジュニアの世代で出産が増えなかったためだ。日本の人口構造のゆがみはバブル崩壊と無関係に見えるかもしれないが、実はそれぞれ底流でつながっている。」
(ロイター「平成に積み残した三つの宿題」より引用)」
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池に浮かぶ月354【1月8日】

2019年01月08日 18時38分33秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は冬を越しそうな夏の花を残しておいたのですが、ダメだったようです。
今年もペンタスを残しておいたのですが、花のつぼみもそのままに見た目は冬眠状態です。
フェアリースタを出窓に入れています。今のところ大丈夫なようです。東京は晴れ続きで出窓にも温かい日差しが差し込んでいます。

北風が僕を包み渦となる
渦は広がり僕の翼となった
北風の翼は
冷たい空気を切って舞いあがる
北風は南に向う。。。
心は行く雲。。。

「1月 8日という日」

【2018年】ツイッターつぶやき10日ほど前、冬越しをさせるつもりのペンタスを少し刈り込みました。 新しい新芽の部分も一つ切ってしまったので指し芽にしておきました。今の季節では......

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