オリンピックのマラソンと競歩が札幌での開催になった。都知事は「同意しないが決定を妨げない」とした。
来年度からの共通維持の英語入試に民間の英語検定を入れるとしてきたが、地域格差と家計格差の中で延期に追い込まれた。それでも政府はこの延期を「受験生の立場に立った思いやりのある英断」という言葉で表した。
二つの記事はまったく違う中身の記事ですが、どちらも日本政府の態度は「蔑ろさ」にある。
誰を蔑ろにしているのか?
オリンピックでは選手を蔑ろにしている。
IOCは猛暑の中での協議は選手の進退に大きな影響が出るからとしているが、日本はこれに「同意」をせずにIOCに決定権がるからとする。たしかに暑さ対策を300億円も出して行ったとはいえ猛暑自体がなくなるわけではなくて選手の負担は大きいでしょう。そして選手が倒れるようなことはないという確約もない。
民間英語試験の延長は若い高校生を蔑ろにした。
英語入試に民間の試験を導入すると決めた時点で地域格差や家計の格差は見えていたはずです。それをずっとごり押しをしてきて格差については「自分の身の丈に合わせて頑張って」と格差を無視をして若い高校生を蔑ろにした。これが問題になって「自分の身の丈」発言を隠して「受験生の立場に立った思いやりのある英断」とごまかした。
今の保守政治は経済面でも格差の拡大そして貧困層を増やしている。貧乏も自助努力とされる。災害に対しても自助が強調される。この公助から自助は国民を蔑ろにしていることに等しい。これと同じ論法と考え方が上の二つの問題にも現れたということです。
来年度からの共通維持の英語入試に民間の英語検定を入れるとしてきたが、地域格差と家計格差の中で延期に追い込まれた。それでも政府はこの延期を「受験生の立場に立った思いやりのある英断」という言葉で表した。
二つの記事はまったく違う中身の記事ですが、どちらも日本政府の態度は「蔑ろさ」にある。
誰を蔑ろにしているのか?
オリンピックでは選手を蔑ろにしている。
IOCは猛暑の中での協議は選手の進退に大きな影響が出るからとしているが、日本はこれに「同意」をせずにIOCに決定権がるからとする。たしかに暑さ対策を300億円も出して行ったとはいえ猛暑自体がなくなるわけではなくて選手の負担は大きいでしょう。そして選手が倒れるようなことはないという確約もない。
民間英語試験の延長は若い高校生を蔑ろにした。
英語入試に民間の試験を導入すると決めた時点で地域格差や家計の格差は見えていたはずです。それをずっとごり押しをしてきて格差については「自分の身の丈に合わせて頑張って」と格差を無視をして若い高校生を蔑ろにした。これが問題になって「自分の身の丈」発言を隠して「受験生の立場に立った思いやりのある英断」とごまかした。
今の保守政治は経済面でも格差の拡大そして貧困層を増やしている。貧乏も自助努力とされる。災害に対しても自助が強調される。この公助から自助は国民を蔑ろにしていることに等しい。これと同じ論法と考え方が上の二つの問題にも現れたということです。