庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

テリハツルウメモドキ再び

2014年12月19日 | 庭の花たち
テリハツルウメモドキの赤い実がたくさん見えるようになってきました。これは徒長枝の先に実がついたものです。実のつかなかった徒長枝は緑色の葉がついていますが、実をつけた徒長枝は葉を落としてしまいました。実を熟させることに全力投球しているようです。よく見ると徒長枝ではなくても実をならせた枝は葉を落としているようです。




これは前回12月8日に掲載したものです。そのとき殻が裂開して赤い実が見えていたのですが、実を鳥が食べたのか、あるいは落下したのか、殻だけが残っています。

じつは友人から、ツルウメモドキは殻が先に落ちて、赤い実が後に残るとコメントいただいたので、テリハツルウメモドキはどうなのかと疑問になりました。少なくともこの1個は殻が残りました。
他にもないかと探したところもうひとつ赤い実が落ちて殻だけ残ったのがありました。

やはりテリハツルウメモドキは赤い実が先になくなるようです。でもたった2個だけの実績ではまだまだ分かりません。
またツルウメモドキも庭にはあるのですが、わずかの実しかならないで、それも裂開するまえになくなってしまい検証できません。ネットのツルウメモドキの実を見てもよくわかりません。
最後は裂開し始めたテリハツルウメモドキの実です。

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シモバシラ初観測

2014年12月19日 | 庭の花たち
もう霜柱はご覧になっておられるというお方が多いと思います。でもこれはご覧になりましたか。
最初の寒波の時は起きられなくて観測できませんでしたが、今朝庭に出るとシモバシラに霜柱が発生していました。

まだ本格的な寒さではないので小さいです。地上1mくらいの棚の上の鉢にうえてあるシモバシラに発生しました。

では地植えのシモバシラにはと見ると、さらに小さいですが発生していました。

地植えのほうに発生したのは地面近くではなくて、地面から25cmくらいの位置です。下の写真で棒の先です。

庭では10年近く霜柱を観測していますが、このように高い位置に発生したのは初めてです。
これはまだ地面の温度が高めで、地表近くの温度が十分に下がらなかったことと関係ありそうです。
でも、霜柱以外の植物では必ずしも地表近くではなく高い位置に発生します。
今朝もミカエリソウにちいさなものを確認しました。地上30cm以上です。


もっと寒さが厳しいとこのような立派なシモバシラを見ることができます。これは今年2月のものです。

2012年には私が投稿したシモバシラがNHK水戸で放送されたこともあります。

庭で霜柱を観測する日数は、冬の寒さによります。暖冬で少ないときは数回、30年ぶりの寒さと言われた時は30数回でした。果たして今年は何回見られるでしょうか。
コメント (6)
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