庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

八重冬至開花し本格的開花の兆し  今シーズンの本格的な開花予想は

2018年12月16日 | 水戸の梅

南門手前の八重冬至
ようやく本格的な梅の開花が始まると思われる花が咲きました。桜山駐車場からエレベータに乗り、梅桜橋から南門に向かう途中の八重冬至が一輪開花しました。開花情報は昨日12月14日に吉田さんからいただいたものです。ありがとうございました。

後ろ姿も立派な八重冬至の花です。
最低気温が低くなって、開花スイッチが入ったのは11月21日の2.1度 また23日の2.4度でしょうか。
それとも12月2日の1.8度でしょうか。いずれにしてもスイッチが入りにくい温度ではあります。このことは八重寒紅や冬至梅などが一向に咲く気配がないことからもやはりスイッチが入りにくく、入ったがどうかが非常に曖昧な状態と言えます。

昨シーズンは2017年12月8日に本格的な開花の兆しの開花があり、12月14日までに6本が本格的な開花を始めています。今シーズンは12月14日の八重冬至のみです。
昨シーズン開花した品種は冬至梅。八重寒紅。初雁。月宮殿。で計6本。
このうち月宮殿1本はすぐに花が消えたことと、これまでこんなに早く咲いたことがないので狂い咲きだったのかもしれません。雑草が確認しようとしたときはすでに花がありませんでした。

昨シーズン2017年の開花スイッチが入ったと思われる最低気温の日は
11月17日0.6度 20日-0.2度 21日-0.2度 22日ー1.2度 と最低気温が明らかに氷点下になったあたりで、開花スイッチが明瞭に入っていたということです。

それに比べると今シーズンは遅く2018年12月9日ー0.8度 10日ー2.8度 11日ー2.3度と初めて氷点下になり、ここで開花スイッチが入ったはずです。ということは順調に行けばクリスマス過ぎたころから本格的開花が始まるのではないかと思われます。 

以下は上記の八重冬至以外で現在花が見られる梅の木です。









これらの花は萼が正規の花らしからぬものや、同じ木の蕾がまだ開花しそうにないのに単発で咲いたりしていること。また花弁が大きく見えて今にも開花しそうでも開花までに日数を要したりするなど、これらの木々は本格的な開花ではないと思われる、いわゆる狂い咲きの要素が大きい梅の木です。


これは剪定見学会より少し早くに枝を切って、公園センタの展示室に生けた梅の枝に咲いたものです。
12月8日の剪定見学会で配布した梅の枝は、お持ち帰りになって花瓶に挿して暖かい部屋に置かれるなら、正月までには紅白の花が咲くと思われます。

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