マチンガのノート

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フォード対フェラーリ 監督 ジェームズ・マンゴールド 出演 マット・デイモン クリスチャン・ベール 感想

2021-01-03 17:40:55 | 日記

米国で団塊の世代が車を購入するくらいの年齢になってきたので、

フォード社は若年層にアピールするため、フェラーリ社自体をを購入しようとしますが

上手く行かなかったので、そのフェラーリ社がル・マンの24時間耐久レースに出ているのに対抗して、

ル・マンに自社のチームを出すことにします。

レーシングドライバーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)は’59年のル・マンで優勝しましたが、

心臓病のため引退して、レーシングカーの会社の経営者をしていました。

イギリス人カーレーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)は米国で自動車修理工場をしながら

レースに参加していましたが、経営はうまく行っていませんでした。

そのためフォード社はシェルビーに声をかけ、ル・マン参戦のためのチーム造りを始めます。

シェルビーがドライバーとして引き入れたのがマイルズでした。

感想

劇中、シェルビーがフォード2世をル・マンに出す車に乗せて走ると、

「この車に父を乗せたかった」と、フォード2世が言うシーンがありますが、

フォード社が大量生産を始めた頃の車と、ル・マン用の車を比べると、

変化が大きすぎて、フォード2世も驚いたのでしょう。

それにしても、ドライバーのマイルズ役のクリスチャン・ベールの演技が良かったです。

前作「バイス」でディック・チェイニー役をしているときはかなり太めになっていましたが、

本作では痩せ型の体型で演じていました。

クリスチャン・ベールさんは役作りのため、50キロ台から100キロ近そうな体型まで

痩せたり太ったりしている俳優さんです。