マチンガのノート

読書、映画の感想など  

アフリカン・カンフー・ナチス 監督:セバスチャン・スタイン 出演:リーシャ・オキエレ / マルスエル・ホッペ / 秋元義人 / ンケチ・チネドゥ / セバスチャン・スタイン感想 ネタバレ

2022-09-12 22:51:35 | 日記

監督のセバスチャン・スタインさんは日本在住の今年43歳になるミュンヘン出身の

ドイツ人で、ドイツの大学で映像について学び、日本で太地町のイルカ漁の

ドキュメンタリーを撮ったり、「奇跡体験!アンビリバボー」や「ザ!世界仰天ニュース」の

再現ドラマに出演したりしている人とのことです。

ナチスについてはもともと馬鹿馬鹿しいと思っていたので、そのようなものはタブー視せずに

馬鹿にしたほうがいいとのことでネタにしたそうです。

アフリカでの撮影にかんしては、ガーナの映画監督のニンジャマンさんが協力してくれたとのことです。

【あらすじ】

第二次大戦に敗れたヒトラーと東條英機は潜水艦でガーナに逃げ、そこの人たちを洗脳し、

ガーナアーリア人として勢力を拡めようとしているのでした。

彼らにカンフーの師匠を殺され、恋人を奪われた青年アデー(エリーシャ・オキエレ)は、

酔拳などの師匠にさらにカンフーを教わり、ヒトラーたちの武道会に参加して、

彼らを倒そうとするのでした。

【感想】

武道会の試合で負けた方は命を奪われる事になっていたり、銃撃に巻き込まれて

女性や子供がバタバタ倒れていったりと、最近の日本や米国の映画では

無さそうなテイストでした。

スタイン監督が「あくまでアフリカ映画」と言っているだけあり、雑さが魅力に

なっている映画でした。

アクションシーンのカンフーなどは、現地の俳優さんたちが他の映画の

見よう見まねでやったとのことですが、それなりのクオリティーになっていました。

『アフリカン・カンフー・ナチス』予告編