【あらすじ】
田舎にある教会の一室で、学校での銃乱射事件の遺族である一組の夫婦と、加害者の親である夫婦が
会って話し合います。
遺族の方の夫婦は、何故事件が起きるまで何もしなかったのかを相手に問うのでした。
【感想】
評価の高い本作ですが、シリアスな作りにより、いかに現代の親というものが、
大きな義務と責任を負うことになっているのかが解ってくる内容になっています。
近代以前であれば、適当に子どもを作り、親でなくても誰かが育てたりしていたのでしょう。
事件を起こした子供の親を非難する人は多いでしょうが、これからはちゃんと子どもを育てる事が出来なかったり、
する気自体がない、という親は増えてきそうです。
そのことを考えると、あらかじめ子どもを育てない親がいることを想定して、様々な制度を
作っていくことが必要なのでしょう。
映画『対峙』日本版予告編
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