米国の山奥の消防署が救助した3人の子供を預かる話です。
15歳位の長女と8歳位の長男、3歳くらいの次女ですが、
子供なので消防署においてある色んなモノに興味津々で、
勝手にいじりだすので、大人たちも振り回されて大変です。
冒頭、山火事に囲まれて立ち往生している自家用車数台を
主人公たちがヘリからロープで降下してきて火事から救い出しますが、
普通の消防士ではなく、「スモーク・ジャンパー」という職種との事で調べてみると、
山林火災が起きたときにパラシュートで降下し、いち早く駆け付けることで、
火災が拡大するのを阻止したり、人命救助をしたりする職種との事です。
装備を背負ってパラシュートで降下する技術はもちろん、
パラメディカルの技術や山岳救助の技術も要るという、
消防の世界でのエリートとの事です。
ヘリで駆けつけるよりも、一度に多くの人数と装備を
飛行機で運べるのが利点との事です。現在米国では430名くらいが
資格を持ち活動しているとの事です。リスク対策.com
確かに広大な国土を持ち、近年、何かと山火事のニュースが多い米国では、
必要そうな職種です。
この映画で主演しているのはジョン・シナさんという、プロレスラー兼俳優の方ですが、
昔のシュワルツェネッガーさんを温厚で普通な感じにしたようなタイプです。
ジョン・シナさんは元は普通の会社員でボディビルをしていて、そこからプロレスに入り、
WWEで売れた人との事です。
映画の内容については、ほのぼのとしていて良かったです。
米国の田舎の普通の人達は、何かとのんびりしていて大らかなのでしょうか。
ちなみに、山火事を消す時に、地上でどのように対応するのかは、
「オンリー・ザ・ブレイブ」という映画で描かれていました。