マチンガのノート

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ウェイブス 監督:トレイ・エドワード・シュルツ 出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr  テイラー・ラッセル

2020-12-01 22:44:29 | 日記

「ムーンライト」を作ったA24という映画制作会社の作品との事で、

本作も、全編映像が美しく、音楽も良かったです。

フロリダに住む高校レスリングの有力選手の兄タイラー(ケルヴィン・ハリソン・Jr)と

妹のエミリー(テイラー・ラッセル)の家族の話です。

高校生の優秀なレスリング選手のタイラーは、美人の彼女もいて、

肩に痛みを感じても、父親の痛み止めを飲みごまかし、選手を続けていました。

しかし、すぐにトレーニングもやめて手術しなければ治らなくなる事を

医師から告げられます。

レスリング選手としての実績を残さなくては、大学への奨学金にも大きな影響が出るようで、

タイラーは動揺しますが、さらに彼女からも妊娠を告げられます。

そして様々な事が起こり、後半の妹のエミリーのパートにつながります。

やはりアメリカが競争社会で格差社会であることが、様々な悲劇の背景となっている

事が解る映画でもあります。

 

映画『WAVES/ウェイブス』予告編