普通の高校生もののドラマかと思って見ましたが、かなり違う内容の映画でした。
【あらすじ】
看護師の母親(矢田亜希子)と二人で暮らす高校3年の濱田清澄(中川大志)は、
偶然、同級生からいじめられている1年の蔵本玻璃(石井杏奈)をかばいます。
その後も何かと彼女を守ろうとしますが、彼女の腕に紫のアザが出来ている事に気づきます。
【感想】
普通の高校生が他の生徒の体にアザがあるのに気づいても、どうして出来たアザかを考えたり、
誰にやられたのかを考えることは少なそうです。
誰かに危害を加えられて出来たアザと考えても、どこに相談しに行けばいいのかも
思いつかないだろうと思います。そのあたりは保健体育などで教えたほうが良さそうです。
この映画の場合はさらに重い展開になっていき、残酷シーンが韓国映画並みの描写でした。
以前に園子温監督が「冷たい熱帯魚」を撮りましたが、あくまでキワモノ映画的な感じでした。
最近はコンビニの棚にあるコミックを見ても、グロい表紙のものが目立ちます。
様々な社会の影響を、若年層ほど大きく受けているのでしょう。
映画『砕け散るところを見せてあげる』特別映像