解りやすく解説しています。
子どものトラウマの理解とケア(令和3年度第2回子どものこころ診療部セミナー)
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子どものトラウマの理解とケア(令和3年度第2回子どものこころ診療部セミナー)
米軍の情報部職員としてアフガニスタンに赴任していた経験を持つミッチェル・ラフォーチュンの
脚本をもとにしたアクション映画です。
【あらすじ】
イランに潜入した工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)は、核施設の破壊に成功し脱出しますが、
すぐに大金を提示されイラン・アフガン国境での任務に就きます。
トムは娘の進学のために、かなりのお金が必要なのでした。
しかしながら米情報部の内部情報がリークされ、彼のことが知られたため、現地を脱出しようとします。
【感想】
イランの革命防衛隊やパキスタンの情報部員、現地の武装勢力など様々な登場人物たちが
描かれていますが、これまでの同様の映画では単なる敵勢力として描かれていた相手が、
それぞれの考えや暮らしを持った相手として描かれるのが、これまでの多くの同様の映画との違いでしょう。
現地のガイドとのやり取りの部分などで、いかに現地で暮らす普通の人が大変だったのかが解る内容でした。
最後の方はこれまでの米国映画的でしたが、限られた数のドローンからの攻撃としては
大げさすぎたところがイマイチでした。
映画『カンダハル 突破せよ』予告編
何かと読むことの多い岸政彦さんの編著で、「都市を生きぬくための狡知」の小川さやかさんも
文章を載せているので読んでみました。
第二章で小川さやかさんが、タンザニアのインフォーマル経済について書いていますが、
イギリスからの独立後に様々な大きな社会の変化があり、国も大企業も銀行も当てにならない中で、
タンザニアの人々がいかなる社会や経済の見方をしていて、そこからどのように行動しているかが
分かる内容です。
銀行にあるお金は何も人間関係を産み出さないことから、お金を銀行に預けず様々なものを購入し、
それを知人に貸して商売をさせ、そこから収益を得ることが、多くのタンザニアの都市生活者の
仕事の仕方とのことです。
上手く行けば収入となり、上手く行かなくても人間関係は作っていけるということで、
そのような暮らしをしているとのことです。
先進国の住人のように、銀行へ貯金をすることで将来の安定を得ようというのとは違う生き方ですが、
社会保障などが無いタンザニアでは、人間関係を増やしていくことが将来への保険となるというのは、
これからの日本での生き方にも、参考になると思いました。