米軍の情報部職員としてアフガニスタンに赴任していた経験を持つミッチェル・ラフォーチュンの
脚本をもとにしたアクション映画です。
【あらすじ】
イランに潜入した工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)は、核施設の破壊に成功し脱出しますが、
すぐに大金を提示されイラン・アフガン国境での任務に就きます。
トムは娘の進学のために、かなりのお金が必要なのでした。
しかしながら米情報部の内部情報がリークされ、彼のことが知られたため、現地を脱出しようとします。
【感想】
イランの革命防衛隊やパキスタンの情報部員、現地の武装勢力など様々な登場人物たちが
描かれていますが、これまでの同様の映画では単なる敵勢力として描かれていた相手が、
それぞれの考えや暮らしを持った相手として描かれるのが、これまでの多くの同様の映画との違いでしょう。
現地のガイドとのやり取りの部分などで、いかに現地で暮らす普通の人が大変だったのかが解る内容でした。
最後の方はこれまでの米国映画的でしたが、限られた数のドローンからの攻撃としては
大げさすぎたところがイマイチでした。
映画『カンダハル 突破せよ』予告編