立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

看護婦長さんに聞いてみました。

2010年09月01日 | Zenblog
看護の実態や「拘束」の問題について話しを聞かせてもらいました。
まず「看護師は決定的に足りません。シフトを組むのも一人一人の仕事量もたいへんです」「世の中に看護士資格を持っている人はいますが、募集をいくらかけても応じてもらえません。仕事のきつさ責任の重さ勤務の変則のわりに給料が少ないからです。」「このままでは職場はますますたいへんになります」とのことです。

認知症的患者の身体拘束については「私たち看護師には心が痛いです」「看護の目と手が届かず、命に直接かかわる安全が保てないので、家族の了解をお願いしています。」「了解頂けない場合、24時間安全のための付き添いをお願いをしています。」‥‥実際にご主人の付き添いを泊まりがけでしておられる79歳の奥さんとも話してみました。

「国の政治が、人の命を大切にするようなお金の使い方をしてくれなければ解決は難しいと思います。」「私自身も歳とったらひょっとしたら拘束も覚悟しなければならないのかという思いも‥‥」ということでした。ため息が出ました。
コメント (3)
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