2011/12/13 (火曜日) 晴れ
いよいよ、ピストン弁の工作を始めた。
ピストン弁はボイラーから供給される高圧蒸気をシリンダーの中で動く
ピストンで制御しながら機関部へ送り出す装置で精密に作らなくては
ならない。
こういうところの工作は旋盤があればいいのだがそいう高級な道具を
持っていない実習生は何でも手作りで行くしかない。
蒸気機関のピストンのような大きなものは手作りでも何とかなる。
ところがこれから作るピストン弁のような小さなものを真ん丸く
仕上げるのは不可能だろう。
そこで何とか考えた苦肉の策がこの何本ものパイプを組み合わせて
ピストンにする方法だ。
↓ 素材のパイプを切り取った。 切り口がなるべく、きれいになるように刃が薄い糸鋸を使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3b/f09bef3cc7b36409d17aa9cf8c177188.jpg?random=967f6ac0bb145a20c66fdd3ec8952c1b)
↓ 真っ直ぐ切断したつもりでも切り口は斜めになってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e0/c09a37496fc846a2e74241029d2f6046.jpg?random=d4f1321ab2e92f3208d2aca6d1c7c6a9)
↓ パイプをボール盤に咥えて基準になる切り口を真っ平らにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e0/e12d9387fc949d717d9eb62334103192.jpg?random=65e15b95872a0e69f5b284e17e306803)
↓ パイプの切り口は真っ平らになってきれいになった。 こんな方法は初めてやってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a9/4acad7f5538520adce1871b3f7565d1f.jpg?random=77c474a25f6e6be4fea2e409647b7ff2)
↓ 真っ平らな切り口を基準にして罫書いてそれにしたがって切っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/9c/b3546ab24e419b5d83432a749a6f64af.jpg?random=6869f78611d475ae73e65a4941826b02)
↓ 切り口はやっぱり斜めになってしまう。 それをサンドペーパーで削って修正する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/fc/b92cf8202ab747c06e2b0cded1bd2863.jpg?random=2c43f12be1e785ddeb0bacb387e9bec1)
↓ ノギスで測って切り口を平行にしながら規定の寸法す仕上げていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b6/8cf995a9d9d2b5261b8a889b091b2373.jpg?random=ab918e5dac4252e683826203950d1561)
↓ 何とか寸法どおりに削り終わったピストンの外枠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c0/253673da1feafb0b1744794237222b3d.jpg?random=063a6d3b1be789d598711114c8636723)
↓ ピストンの外枠を埋めるパイプ群。 まるでバームクーヘンみたいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9c/b90027e9426f8379ca47d134bcf882a5.jpg?random=cad0fbcb6bd82f1c1be154234e242289)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/11/1918173cc667e5e0169decf4664143fe.jpg?random=8a3435275328d60d5f007685815422ad)
↓ ハンダ付けして固定した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/75/6fc717d909d00231c877b9a61b503cd4.jpg?random=d6dd875ff93060ecbb94634233420005)
↓ シャフトに通してみた。 このシャフトへの取り付けは正確な寸法が必要だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d6/7d64d591bcbc78a82071e4a20dd2ecea.jpg?random=c81f8c97264fab5f96ebbd72c69f164f)
出来上がったピストンを正確な間隔でシャフトに取り付けるのは
なかなか難しいと思った。
はて、どうしたものか???
思案しているうちにお代官の買い物お供の時間になってしまった。
明日、明後日と外出するので この続きは16日まで お・あ・ず・け ・・・
この先どうなることやら・・・・・
いよいよ、ピストン弁の工作を始めた。
ピストン弁はボイラーから供給される高圧蒸気をシリンダーの中で動く
ピストンで制御しながら機関部へ送り出す装置で精密に作らなくては
ならない。
こういうところの工作は旋盤があればいいのだがそいう高級な道具を
持っていない実習生は何でも手作りで行くしかない。
蒸気機関のピストンのような大きなものは手作りでも何とかなる。
ところがこれから作るピストン弁のような小さなものを真ん丸く
仕上げるのは不可能だろう。
そこで何とか考えた苦肉の策がこの何本ものパイプを組み合わせて
ピストンにする方法だ。
↓ 素材のパイプを切り取った。 切り口がなるべく、きれいになるように刃が薄い糸鋸を使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3b/f09bef3cc7b36409d17aa9cf8c177188.jpg?random=967f6ac0bb145a20c66fdd3ec8952c1b)
↓ 真っ直ぐ切断したつもりでも切り口は斜めになってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e0/c09a37496fc846a2e74241029d2f6046.jpg?random=d4f1321ab2e92f3208d2aca6d1c7c6a9)
↓ パイプをボール盤に咥えて基準になる切り口を真っ平らにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e0/e12d9387fc949d717d9eb62334103192.jpg?random=65e15b95872a0e69f5b284e17e306803)
↓ パイプの切り口は真っ平らになってきれいになった。 こんな方法は初めてやってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a9/4acad7f5538520adce1871b3f7565d1f.jpg?random=77c474a25f6e6be4fea2e409647b7ff2)
↓ 真っ平らな切り口を基準にして罫書いてそれにしたがって切っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/9c/b3546ab24e419b5d83432a749a6f64af.jpg?random=6869f78611d475ae73e65a4941826b02)
↓ 切り口はやっぱり斜めになってしまう。 それをサンドペーパーで削って修正する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/fc/b92cf8202ab747c06e2b0cded1bd2863.jpg?random=2c43f12be1e785ddeb0bacb387e9bec1)
↓ ノギスで測って切り口を平行にしながら規定の寸法す仕上げていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b6/8cf995a9d9d2b5261b8a889b091b2373.jpg?random=ab918e5dac4252e683826203950d1561)
↓ 何とか寸法どおりに削り終わったピストンの外枠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c0/253673da1feafb0b1744794237222b3d.jpg?random=063a6d3b1be789d598711114c8636723)
↓ ピストンの外枠を埋めるパイプ群。 まるでバームクーヘンみたいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9c/b90027e9426f8379ca47d134bcf882a5.jpg?random=cad0fbcb6bd82f1c1be154234e242289)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/11/1918173cc667e5e0169decf4664143fe.jpg?random=8a3435275328d60d5f007685815422ad)
↓ ハンダ付けして固定した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/75/6fc717d909d00231c877b9a61b503cd4.jpg?random=d6dd875ff93060ecbb94634233420005)
↓ シャフトに通してみた。 このシャフトへの取り付けは正確な寸法が必要だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d6/7d64d591bcbc78a82071e4a20dd2ecea.jpg?random=c81f8c97264fab5f96ebbd72c69f164f)
出来上がったピストンを正確な間隔でシャフトに取り付けるのは
なかなか難しいと思った。
はて、どうしたものか???
思案しているうちにお代官の買い物お供の時間になってしまった。
明日、明後日と外出するので この続きは16日まで お・あ・ず・け ・・・
この先どうなることやら・・・・・